3.5水 世界から愛され、世界を変え続ける男は、と〜っても嫌なヤツ

Posted by タカハシ on 3 月 6th, 2008 2:13

半蔵門

背中のダルさはかなり治まったけど、鼻水が止まらない。すでに鼻真っ赤っか大臣(涙)。でも、目の奥のボーッとした感じは薄れてきたので、もしかしたら意外と早く治るかも(←希望的観測)。

杉並ネットのサイト変更が思った以上に多岐に渡り、あれこれやっていたら夕方になってしまった。珍しく時間ぴったりにJanJanの編集会議に行ったが、その前の会議が延びていて、いつもよりかなり遅くなりそうだったので、渋々戻ってくる(T_T)。

今日は珍しく本でも紹介しましょう。
スティーブ・ジョブズ-偶像復活

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

MacintoshやiPodを世の中に送り出した男。
わがままで自分勝手。嫉妬深くてすぐに感情的になり、嘘つきで卑屈なヤツ。

たぶん、これが真実なんだろうけど、それと一緒に、20代にして億万長者になり、自分の作った会社を追い出され、その後に作った会社が失敗したものの、その失敗した事業を生かして、潰れかけていたAppleに戻って大成功に導いてしまうという、信じられない数多くのエピソードが544ページに凝縮されている。

読書の苦手な私でも、毎日この電話帳のような本を持ち歩き、通勤電車に乗るなり本を開いて貪るように読んでしまった。こんなことは初めて。

彼の一番の特徴は、「変質的なまでのこだわり」に尽きる。
基板のハンダの向きをそろえる、などという一見どうでも良いようなこだわりは、現在の製品開発にもいかんなく発揮されている。
エンジニア的に見ると、本当の天才はもう一人のスティーブ。スティーブ・ウォズニアクだとも言えるけど、スティーブ・ジョブズの天才的プレゼン能力と営業力がなければ、やはりAppleは無かった。

この本を読んでもおそらく何も役に立たないかもしれない。彼だけが神に認められたであろうと思えることばかりだからだ。しかし、こんなに面白い人物が、まだまだ何かをやらかしそうだと思っただけで、「世の中は捨てたもんじゃない」と思えてくるから不思議だ。

特にディズニーと関わり始めたあたりからは、ハリウッドのビジネス社会を描いた映画を見ているような感覚になり、ワクワクしっぱなしになる。登場人物のキャスティングまで想像できる。

あっという間の544ページ。読み終わったら、Appleを好きになるか嫌いになるかどちらかでしょう。MacやiPodユーザーでなくても十分楽しめます。
特にお勧めはしませんが、私にとっては生きる活力を与えられる本でもあり、おそらく今後の人生から外せない本の一冊となるでしょう。


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