4.27日 総力戦を行っておいて、山口での民意を無視する自公政権はどうなる?

Posted by タカハシ on 4 月 28th, 2008 2:12

昨日に続き、号外版。

注目の山口補選は、民主党の平岡秀夫氏勝利で終わりましたね。

  • 平岡秀夫:116,348
  • 山本繁太郎:94,404

HEROES」のヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)風に言うと「ヤッター」ってなもんだ。

差は約22,000票。ニュースサイトによっては「2万票もの差をつけて」という表現のところもあったけど、共産党票が1万強なので、共産党が候補者を立てて、もっと投票率が低かったら危なかった。影の功労者は共産党か。

しかし、これは「宮崎県知事選で保守票が割れなかったら、そのまんま東は当選していなかった」と言うのと同じでただの結果論でしかない。

実質的には、自公と民主党(含社民、新党日本)との総力戦となったわけで、人物としては、立候補表明が早く知名度でも上をいっていた平岡氏の方が有利だと言えそうだけど、ここまで大きな選挙になると、やはり「自公か民主か」を選ぶ選挙だったと言える。

選挙戦途中、山本氏が追い上げて平岡氏にほぼ並んだ時もあったようだが、最後に後期高齢者制度への批判票が乗って、平岡氏が一気に突き放したというのが、「有識者」の見方になりそう。しかし、本当はもっと大きな「民意」が動いたのではないかと思う。郵政選挙の時に、「郵政民営化」をキーワードにして「小泉改革」に期待したように、「暫定税率」「道路特定財源」「後期高齢者医療制度」「年金制度」といったキーワードそのものが、自公政権へのマイナスイメージとして膨らんでいったようにも思える

今回、自民党は負けてもいいように、暫定税率復活の方針を決めてアピールした。もし民主党が負けたら「それが民意」だとしてそのまま突っ走ったろう。今回の結果ではどうだろうか。

「圧勝」というわけではなく、途中から後期高齢者医療制度にも争点が移っていったために、自公はそのまま暫定税率維持の決議を行うでしょう。ここで引き下がることは、政権を引き渡すことになってしまうから。

しかし、それでは民意に背くことになり、支持率はさらに下がる。そしてその後の「道路整備特措法」の可決が決定打になるような気がする。もしくは、その前に自民党内部に亀裂が走り、サミット前に大きく政局が動くかもしれない。たぶん、ここで内閣改造もしくは内閣総辞職という話が盛り上がってくるのではないかな。要は「なんでもあり」だ。

民主党としては、代表選前に解散に持ち込みたいから一気に攻めたいところだけど、浮き足立つと足下を救われてしまうから、ここは慎重に構えつつ大胆に進むのが鉄則でしょうね。

これで我々国民には、政権を選択する、より大きな責任とチャンスが近づいてきた。
山本高広風に言うと「キター」ってなもんか。

 

 

 


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