6.9月 オタクだろうと落ちこぼれだろうと、普通は人を殺しません/沖縄県議選

Posted by タカハシ on 6 月 10th, 2008 2:20

半蔵門

単価の安い(といっちゃ失礼かm(_ _)m・・・やりがいはあるわけだし)仕事がなぜか集中してしまい、追われるような状態が続いている。

もうちょっと若ければ(?)適度に手を抜くか仕事量を絞ったかもしれないけど、歳を取ってくると「自分の作品」的な気持ちが強くなってくるので、なかなか手を抜くことができない。だからこそ、こんな私でも頼ってくれる人がいるわけで、毎日大音量で好きな曲を聴きながら、メタボ体に鞭打ってがんばるわけである。

という半分愚痴は良いとして、やはり昨日の殺人事件は衝撃的だった。
マスコミは人物像を明らかにしようと、学生時代のビデオや文集、同僚へのインタビューといった定番を抑えまくる。取材手法は定石でも、犯人像までパターンに収めることはないと思うけど。

犯人は青森県有数の進学校を出た落ちこぼれであり、「大人に好かれていた」らしい。そこだけ見ると、自分に近いような気がしてきた。
私も一応長野県有数(?)の進学校を出たが、360人の定員中「入るときは上から30番、出るときは下から30番」(担任談)という「落ちこぼれ」だった。 なぜ落ちこぼれたかは、あまりにくだらない理由なので、ここでは書かない(^^; 

で、大人には人気があった(と思う)。だって、具合悪くて学校を休んだ日も、お茶を飲みに来た近所のおばちゃんと母と3人で漬け物をつつきながら1時間も2時間も話している高校生なんて、「変な子だ」と思われたとしても、嫌われるわけ無いのだ(苦笑)。

でも、彼の「大人に好かれる」は演技であり、さらにキレる性格であったらしい。
私が同い年だったとしたらどうだろうか?何が違うのか?

単なる性格の問題か?家庭環境か?学校の教育か?社会状況か?・・・

私は、彼にはなんらかの直接的な原因だけではなく、いくつかの複合的な要因があったのではないかと思う。

自分のことに置き換えてみると、母の性格が大らかでなかったらキレやすくなっていたかもしれないし、学校でいじめを受けていたら、誰かを恨んでいたかもしれない。家がもっとアカデミックな雰囲気だったら、ちゃんと勉強したかもしれないし、もっと細かな性格だったら人生設計をきっちりやったかもしれない。

そう考えると、殺人鬼を作り上げた要因が複合的なものではないかという想像は成り立つが、そんな想像が意味あるかどうかはわからない。「大人」は、原因を特定しようとするからだ。
しかし、彼のような若者が出たとしても犯罪を犯すことの無いようにするのが“社会”ではないかと思う。そのための想像であれば、多少は意味があるのではないか。

月並みかもしれないけど、虐め、登校拒否、ニート、ワーキングプアといった問題ひとつひとつに、大人が真剣に向き合っていくと同時に、若者も自分の世代に向き合っていく必要があると思う。あの永田町の雰囲気の中で、いくら若者の現状を話し合ったとしても、なんだか地に足の付いていないものになりそうだと思うのは、私だけだろうか?

・・・
沖縄県議選
山口2区補選に続いて、自公は負けたわけだけど、結局今回も国政並の関与をしておきながら、負けたら「そんなの関係ねぇ」となってしまった。

これで、福田さんはますますビビって選挙を延ばそうと思い、他の自民党幹部は「やっぱり麻生でなきゃ」と考えるでしょうね。

こうなると、野党が仕掛けないと解散は年を超してしまう。
参院からの問責決議だけで良いのか?他の手を考えるべきでしょう。といっても私もアイデアは無いけど(^^;

 


One Comment

  • wakurou said:

    敢えて言いますが、昨年の参院選のマニフェストをまとめる時、当時の政策責任者たちの間では、最後まで、15兆3000億円の財源の根拠が希薄であると難色を示したと聞いています。これも最後は小沢さんの「エイヤ!」だったわけです。骨太の「2200億円」と一緒ですよ。

     ですから、仮にこのまま民主党が政権を取っても大変です。私は「君子豹変」しないかぎり、まともな政権運営はできないと思いますよ。今、民主党が最もしてはならないのは、国民に対して耳触りのいいことばかり言っておいて、仮に政権を取った時に「やっぱりできません」という事態を招くこと。
     そして「やはり民主党の言っていたことは夢物語だった」と思われて、すぐに自民党に政権が返ること。これが最悪です。

    上記は『中央公論』(7月号)の「特集 こんな政治に誰がした」座談会での前原誠司前民主党首の発言ですが、同様の趣旨をVoice 7月号に
    同氏は「民主党は政権を担えるか」というタイトルで寄稿している。
    やはり、民主党のマニフェストは論理的、理論的な数量把握がなされていないということを、前代表が自ら認めているということですね。


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