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11.16月 仕分け作業に対する文科省の「ご意見募集」は、そのまますなおに受け取れないような違和感を感じる。

2009 年 11 月 17 日 Comments off

まずいまずい。

抱えている仕事の一つがかなり困難な状況になってきてしまった。
新人アーテイストのライブイベントを見に行ったり、鼻毛を抜いて「二本抜いたら二本とも白髪だった」などと憂えている場合ではない。

今日は、某シンクタンクから「インターネットと政治・選挙」に関してインタビューを受けた。日本における政治や選挙へのインターネット利用は、アメリカや韓国のようにはいかないということや、これから行われるインターネット解禁から将来の選挙・政治利用について、普段考えていることをダーッと2時間程話し続けた。そのうち20%程度は『電網参謀』に書いてあったことなので、「読んで欲しいなあ」と思ったけど、小心者の私は言えませんでした(^^;

そんなこんなで事業仕分けのライブ中継も全く見ることができなかった(涙)。
いろいろと新しい出来事も起きているようで、文科省がパブコメの募集を始めたようだ(正確にはパブリックコメントという表現はふさわしくないかもしれないけど)。

行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください(文科省)

ツイッター上を見ると歓迎の意見が多いようで、私も悪いことではないと思うけど、ちょっと否定的に見てしまう部分もある。

まずは、集まった意見をどうするか書いていない点。
「多くの国民の皆様の声を予算編成に生かしていく観点から」としか書いていない。公開するのかしないのか。公開するとしたらどこに、どのような形で。

おそらく、ひとつひとつの事業に寄せられる意見は、当事者サイドに立ったものが多いでしょう。関係者が多いかもしれない。
個々の事業に関係ない国民からすると、それぞれの事業にコメントするのは、かなり敷居が高いからだ。

そうなると、既得権益を失いたくない人からすれば、なんとか予算を付けてもらいたいわけだから、「この事業は必要なのだから、予算を削るのはおかしい」というコメントになる。

それでは「多くの国民の皆様の声を」 ということにはならないのではないだろうか。

いったい、文科省は何をしたいのだろうか?

また、こういった動きを見ていると、今の仕分け作業が、「政府側民主党」と「国会側民主党」とのバトルにも見える。

鈴木寛、中川正春・高井美穂、 後藤斎といった担当副大臣・政務官が、仕分け結果と同じ結論を持っていれば整合性は付くけど、予算を削減されたくない文科省側の主張を代弁するようなことがあれば、政権与党内で“ねじれ”現象が発生することになる。

三権分立だと言っても、事業仕分けは議会がやっているわけではなく、建前上は今まで密室で行われていた予算策定作業を公にしている、というものなので、その中で民主党議員同士が対立するという変な構図になっている。

民主党政権での取り組み。一年間は試行錯誤だと思うが、その試行錯誤が予算のムダを徹底的に省いていく結果になるように、国民の側も建設的な意見と、自らの行動によって参加していく必要がありそうだ。

もう一つ。電源問題がある。

先日紹介したそらのさんのライブ中継で、初日は会場の電源が使えたものの、翌日は使えなくなり、今度はそらのさんだけが使えるようになったら、あるところからクレームが付いて使えなくなってしまったというものだ。

「会場は公共のものなので、勝手にコンセントを使えない」ということであれば、そういった規約があるはずだ。テレビ局は膨大な電源が必要なので、自前の電源を持ってきているのは当然のことであり、「そらのさんだけずるい」ということであれば、初日から自前の電源にさせるべきだったろう。

今になって使用を不可とするのは、反響の大きさを快く思わない一部の力が働いたのではないか。

それで貸してもらえないということになってしまうのであれば、自前で持ち込んででも中継を成し遂げてやろうじゃないの、と私は思ってしまう(私が撮影するわけじゃないけど)。

本当は、第1グループ、第2グループも公式のものではなく、ツイッターと連動した独自のライブ中継が欲しいところだけど今回は無理なので、第3グループだけでも中継をやり通す意義はあると思う。

全部終わったときに、ネット上の反応、マスコミの報道、そして民意(支持率等)がどのように変化するのか、しっかりと見届けたい。

11.4水 公選法改正、インターネット解禁は、特に地方議会に大きな変革をもたらす。

2009 年 11 月 5 日 Comments off

いよいよ選挙でのインターネット解禁が現実的となってきた。

ネット選挙解禁へ論点整理指示 原口総務相(47News)

ただし、まだ具体的なことは明らかになっていない。

原口氏は「国民に情報をしっかり提供し、選択の自由をさらに行使できるようにしたい」とネット解禁の必要性を強調。同時に、公選法改正は議員立法が基本とした上で「公選法を所管する総務省としても、論点整理とネットでどういうことができるか検討が必要だ」とした。

ネット選挙運動:解禁、公選法改正へ 来夏参院選にも--政府方針(毎日jp)

鳩山政権は3日、ホームページ(HP)の更新などインターネットを利用した選挙運動を解禁する方針を固めた。ネット選挙解禁は民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込まれており、来年の通常国会で公職選挙法改正案を成立させ、来夏の参院選での実現を目指す。

私にとって、公選法との戦いは2000年の長野県知事選からだったので、約9年間に渡る。

その間、いろんなところに書いてきたが、とりあえずネットで見られるものとしては、主に以下がある。

『政策空間』

インターネットでの選挙運動を標準化せよ(2003年8月)

あなたのブログはまちがっている ―政治活動ツールとしての可能性―(2004年7月)

「公選法の壁」-インターネット“解禁”には気をつけろ!(2005年11月)

『ザ・選挙』(2006年7月)

インターネットと選挙(1)公選法に記載されていない現状とは

インターネットと選挙(2)公選法改正対決

インターネットと選挙(3)選挙はこうなる!

この中で特に主張したいことは、「選挙でインターネットが使えるようになると、有権者側が変わる」ということと、「解禁になったからと言って何でも出来るわけではない」ということだ。

自民党の勉強会に2回呼ばれてゲストスピーチした時も、同じようなことを話した。

インターネットが使えるようになると、選挙は大きく変わる。

今まで、ポスターぐらいでしか候補者を選ぶ手段が無かった地方議会などは、劇的に変わるはずだ。

国政は、およそ8割以上が公式サイトを開設しているし、マスコミが盛んに報じる(政局主体だけど)ので、その気になればかなり人物評価ができる。

しかし地方議会は、私の感覚だと公式サイトを開設している議員は3割くらいで、投票するために参考にするのは、

ポスター
選挙公報(首長選のみで、出すかどうかは自治体ごとに決める)
政策ビラ(枚数が限定される)
法定ビラ(内容にかなりバカバカしい制約がある)
街頭演説(握手した方が効果は高い)
知人かどうか

程度しかない。

つまり、政策、実績、人物などで選ぶことが今までは出来なかった。しかし、ネットが解禁となると、どれも的確に見せられるようになる。

ネット解禁で問題になるのは「誹謗中傷」や「なりすまし」だ、と報道されていて、今までそれが自公政権下でネット解禁を阻む最大の理由となっていた。

しかし、ちょっと考えてみるとわかるのだが、誹謗中傷は現行の公選法で対応できるし、「なりすまし」は選挙に影響を与えない。もし影響が大きいとしたら、それは閲覧者が多いということで、誰かがなりすましても、今であれば24時間以内、早ければ3時間以内に本人でないことは確定出来ると思う。

また、

ネット関係者からは「海外のサーバーを使った場合、開設者を特定するのは困難」との声がある。(毎日jp)

どんなネット関係者か知らないけど、「海外のサーバーを・・・」は10年前からある話で、今はあまり意識する必要はない。海外サーバーを警戒するのは、「誹謗中傷や成りすましを行っている人物の特定が困難になるのと、問題あるサイトの閉鎖を強制することが困難」という理由からだが、そもそも得体の知れないサイトの信頼性は低く、選挙に与える影響も低いはずで、公式サイトの信頼性と速報性が高くなれば大抵のトラブルには対処できる。

そして、「なりすまし」を意味無くさせるためにも、急激に公式サイトの開設が進むはずだ。「なりすまし」を防ぐためには、本人がネットに存在することが一番だからだ。

ネットが使いこなせない政治家は、次第に淘汰される。しかし、ネットが使える政治家が当選するかというと、そうでもない。このあたりは、候補者の負担が増えるようにも思えるが、要は、自分の日ごろの活動を、いかに効果的に発信できているか、ということが重要になる。

他にも、いろんな変化が起こり、いよいよ当落にも影響するようになってくる。

それは、国会よりも特に自治体において顕著だ。

つまり、地方議会に大きな変革が起こるようになる。

先日書いた、「実は公選法を改正しなくても、インターネットを解禁できる方法がある」というのは、総務相の見解を今までと変えるだけで、インターネットを解禁出来るというものだが、来年の通常国会で公選法改正案が出るのであれば、特に必要ないかもしれない。

8.20木 「マニフェストであそぼーと」サイトオープン/「衆議院全300小選挙区データブック」

2009 年 8 月 21 日 Comments off

ジェームズ・キャメロン監督の新作「アバター」とか、Appleの新製品の噂とか、アナウンス効果や自民党の怪文書らしきものなど、いろいろ気になることはあるけど、帰れないくらいにテンパってます:cry:

でも、今日はお知らせを二つ。

まずは、私のゼミで取り組んでいる『世代政党』の活動の一環として、今日「マニフェストであそぼーと」というサイトを立ち上げました。

マニフェストであそぼーと

さっそくJ-CASTニュースで取り上げてもらい、ありがたいこってす。

マニフェストを「分解」 項目ごとに投票できるサイト、オープン(J-CASTニュース)

システム上、各政策ごとのコメントがうまくいかないため、その代わりに自由に書き込めるフォーラムを用意しました。

今回は、来年の参院選に向けての実験的な意味もあるので、みなさんもどうぞ試してみてください。

マニフェストって、細かくしてしまうと、政党の差ってわかりにくくなっちゃいます。そこでグランドデザインが重要になってくるわけで、「マニフェストだから、なるべく細かく数値目標を立てれば良い」とも言えない、と言うことがわかれば良いかな。

投票は28日まで。29日には、各分野での上位5つの政策を発表します。

もう一つは書籍の紹介。

衆議院全300小選挙区データブック 2009年夏版(第一書林)

「電網参謀」でお世話になった第一書林のデータブック。

衆議院 全300小選挙区データブック

衆議院 全300小選挙区データブック

一度昨年10月に出したけど、麻生さんが解散しないもんだから、新版を出したということで、基礎データは同じだとしても、情勢は刻々と変わるし、大変だったでしょうね。

過去2回の総選挙の結果と、過去2回の参院選まで含めた得票率など、「選挙データブック」という名にふさわしい充実度です。

「ザ・選挙」にも同じようなデータがあり、それぞれ一長一短があるので、それぞれの特徴を上手く使いこなすと良いと思います。

8.6木 いよいよネット選挙解禁が目の前に

2009 年 8 月 7 日 コメント 2 件

都合により、次回の更新は10日深夜になります。

今晩は、某地方紙の関係者とネット新聞社長との懇談会でかなり有意義な話ができた。

と言いつつもう眠いので寝ますが2点。

ツイッターにサイバー攻撃か 利用不可能に(asahi.com)

確かに一時的に繋がらなくなっていた。
今後さらにメディア化が進むと、もっと厳しい攻撃を受けるようになるでしょう。でも一私企業が無料で提供しているツールであれば、データが全部消えても原則として企業に責任は問われない。かといって国有化するようなモノでもないし。

要は、適切なビジネスに早くする必要があるということだと思う。

で、ツイッターと言えば

民主・鳩山代表、Twitterユーザーに動画で呼び掛け 「ネット選挙解禁に力貸して」(ITmedia)

「Twitterユーザーのみなさん、民主党はインターネット選挙を解禁いたします。力を貸してください」――民主党の鳩山由紀夫代表が、動画でこう呼び掛けている

誰がやるかと思っていたら藤末さんですね。

民主党は、もっと大々的にネット解禁をアピールするべきだ。

だって、財源は必要ないし、自公から突かれても完全に論破できるし、こんなに簡単で効力のある政策はないくらい。

もっとアピールすべき!

7.29水 イベントのお知らせ/IT戦争の始まりか

2009 年 7 月 30 日 Comments off

まずはお知らせ。

今度の日曜日(8月2日)に、私がサポートスタッフで参加しているBrand New Japan(BNJ)のイベントが行われます。

真夏のポリシーフェスタ
~総選挙直前、歴史の1ページを開く若手討論会~

日時:8月2日(日) 13:45~16:30(開場13:20)
場所:アルカディア市ケ谷 4階「鳳凰」
http://www.arcadia-jp.org/access.htm

参加費:一般2,000円  未成年・大学生1,000円

詳しくはこちら

今回は、私が『世代政党』について解説します。
BNJのメルマガでは、「女子大生による『世代政党』結党の取り組み」となっていて、それに期待して参加を決めた人もいたようだけど:sad:、そうではありません。

でも、私のゼミの女子大生にも参加してもらうので、今までのBNJイベントとは、雰囲気が少し異なると思います。

さらに、『ワカモノマニフェスト』のプレゼンもあります。こちらは 私が活動に参加しているわけではありませんが、現在ウェブサイトを制作中で、当日までには多少見られるものにするつもりです(コンテンツが揃ったら)。

その他、興味深い試みのプレゼンがあるので、今からでも参加できそうな人は、申し込んでみてください。こちらのフォームから。

実は当初、このイベントでの私の出番は、対談のような企画でした。でも、事情が変わってプレゼンとなり、忙しさにかまけてちゃんとチェックしていなかったために、先日見て焦ったわけです。

おりしも、総選挙企画や別件でのサイト制作、システムリニューアルなどが山のように押し寄せてきて、アップアップしています。

でも、どれも手が抜けない:cry:

がんばるしかない。ということです。

とりあえず、2日のイベントはお楽しみに!
そうそう、またDJもどきのパフォーマンスをやることになりそうだったけど、さすがに仕込んでいる時間はないので、今回は「おぉぉぉぉ」という曲をそれらしく流します(なんのこっちゃ?)。
こちらも乞うご期待。

・・・
IT戦争といっても、覇権争いのこと。

MS・ヤフー包括提携は対グーグル共同戦線(産経MSN)

さらに

ライバル排除? AppleがGoogle VoiceをiPhoneから締め出す(ITmedia)

検索シェアは、日本ではまだまだYahoo!がダントツなので、実感が湧かないかもしれないけど、アメリカではGoogleのシェアがダントツで、マイクロソフトはVistaがイマイチでOSの売り上げも鈍っているから、かなり熾烈な戦いになっている。

そして現在の所、覇者のGoogleが、ブラウザだけでなくOSまでも作ることになったから、メール、インターネット、ドキュメント作成程度だったら、Googleだけで全部済んでしまう。

ということは、Appleも少なからず影響を受けるはずで、今でもMobileMe(年間約1万円)とGoogle(無料)はいろんなところで競合しているため、Googleだけで全部済んでしまうようになると、Appleもたまったものではない。

これらを見てくると、MS,Yahoo! 連合 vs Google vs Appleみたいにも見えるし、そのように報道されているけど、実際はMSが浮くか沈むか、というだけのような気もする。

だって、Yahoo!はポータルとしての位置を不動のものにしているし、ブラウザやOSではGoogleと競合しない。Appleは競合するけど、もともとAppleのファンは、その美しいユーザーインターフェースや、設計思想に魅力を感じているので、Google製品に切り替えることではなく併存を考えるだろう。

となると、OS、ブラウザ、検索エンジンやオフィスアプリケーションなどでことごとく競合するMSが、最後の牙城であるOSを守りきれるかどうか、というところが勝負になるのだ。

IT業界も大巨人MSの足下がふらついている。

7.13月 やっぱり『バカヤローの解散』

2009 年 7 月 14 日 Comments off

『バカタロー解散』とも言うらしいけど。

しかし、解散の予告とは・・・。

ここに麻生さんのダメダメ感が現れている。

麻生首相

麻生首相

解散を宣言できず、「来週解散する予定だから、ボクちゃんを下ろさないでね」ということだから、なんと日本の首相は小粒になったことか。

そう考えると、小泉さんはカッコ良かったなあ。国民やマスコミを暗示にかけるだけの迫力とわかりやすさがあった。

石原ボンと与謝野爺は、さぞかし麻生さんを恨んでいることでしょう。
特に石原ボンなんて、「総裁選やれば、ボクが総裁になれたかもしれないのに。なんでボクだけ責任とって、総裁はのほほんとしているんだ。パパに言っちゃうぞ!」って感じかな。パパの石原知事は、終わってから「都にとって迷惑だ」と言っていたけど、ではなんで選挙前の麻生応援の時にそれを言わなかったか。

結局、内閣プチ改造は何だったのか?
結局、サミットは何だったのか?
結局、船舶検査法案は捨てるのか?

「麻生おろし」封じ?「全然、違う」13日の首相(asahi.com)

——来週解散ということだが、今週ではなく来週にした理由は。
「今、我々としては、我々にとって極めて重大な安全保障上の問題である、北朝鮮の船舶の検査法などなど、我々にとっては非常に大きな問題が抱えたままになっております。これはぜひ上げさせていただきたい。

(中略)
国民に問うのは、どの党が皆さんの生活を守り、日本を守るか。これが争点です。

ということで、麻生さんは安全保障問題を争点にしようと考えているのでしょう?

であれば、なんで重要な船舶検査法案を通してから解散しなかったのか?って、そんな理由ははっきりしているけど。

麻生さんは、経済政策をやるために解散を延ばしていたんじゃないの?
だから、麻生さんが争点にすべきは経済政策でしょう。でも、これは弱い。

最大の争点は『政権交代』になる

政治と金、世襲問題、経済政策、年金、教育、福祉など、重要な課題はたくさんあるけど、都議選を見てわかるように、すでに国民にとって細かな政策なんぞどうでも良い。

『政権交代』をして、この国の政治を根本からひっくり返すかどうかの選択になる。都議選は前哨戦というよりも「疑似体験」だったのだ。

テレビでは、しつこく「財源は?」と聞いてくるだろうし、ネット上では相変わらずのワンパターンな「売国政党」レッテル張りが行われるけど、そんなのは小さなことだ。国民やマスコミの感心は、

『自公が過半数割れ』

この一点に集中する。

でも、まだまだ投票日まではいくつかのヤマがありそう。
はたして私は関わるのだろうか・・・。

・・・
Googleがユーザー参加型の衆院選企画 候補者がYouTubeで回答(ITmedia)

Google日本法人は7月13日、次期衆議院選挙への立候補予定者への質問をネットユーザーから募集し、候補予定者が回答した動画をYouTubeで公開する企画「未来のためのQ&A」を始めた。
衆院選関連の情報提供プロジェクト「Google 未来を選ぼう 2009」の一環。ネットユーザーからの質問を集め、ユーザー投票で人気の質問を選ぶ「Googleモデレーター」を活用して5つの質問をピックアップ。候補予定者に回答動画を制作・投稿してもらう。

非常に面白い試みで、こういったものが選挙や政治への楽しみ方にも繋がっていくので賛成だけど、おそらく失敗するのではないか。

Googleモデレーターが一般的でないということもあるけど、一番のネックは候補者もしくはスタッフが、自分でビデオを撮影・編集・投稿しなければならないということだ。

約一ヶ月の期間で、質問に答えるビデオをアップできる候補者は、おそらく100人もいないだろう。しかも、そんな余裕は無い。
ビデオを投稿してきた候補予定者が、幸福実現党候補者と公明党候補者だけだったら、どうなるのかな?

7.8水 OSの革命とコンテンツの革命

2009 年 7 月 9 日 コメント 1 件

9日の更新は休みます。

今日はIT関連の気になるニュースがいくつかあった。

10月22日に国内発売が決まったWindows7

Appleも9月にバージョンアップ版の「Snow Leopard」をリリースするので、今年はOSの年だと思っていたら、それらを蹴散らすかもしれない新しいOSが発表された。

Google Chrome OS

Googleが独自OS開発 Netbook向けに「Chrome OS」提供へ(ITmedia)

Chrome OSはスピード、シンプル、セキュリティを柱とし、「数秒で起動してWebにつながる」という。ユーザーインタフェースは最小限で、ユーザーはほとんどの作業をWeb上で行うことになる。また、ユーザーがウイルス、マルウェア、セキュリティアップデートに対処しなくてもいいように、基本に立ち返ってセキュリティアーキテクチャを完全に設計し直したとしている。

以前から、GoogleはウェブブラウザさえあればOSを必要としないプラットフォームを開発していていると言われていて、携帯版のAndroidに続いて、いよいよ真打ち登場となるわけだ。

簡単に言うと、現在パソコンで使用しているのが、メール、Word、Excel、写真や動画の簡単な編集と保存、そしてウェブ閲覧程度の人は、WindwosやMacOSは必要なくなり、この「Google Chrome OS」搭載パソコンだけあれば良いことになる。

しかも、このパソコンは数秒で立ち上がってネットとつながり、セキュリティソフトを必要とせず、OS自身の価格は無料だ。

おそらくAndroidとの相性もバッチリだろう。

WindowsやMacOSの特別なソフトを業務用として使用しているようなケース以外は、かなりのパソコンが代用できるのではないか。Linuxベースのオープンソースで開発されるので、最終的には現在のパソコンで使用されるほとんどのアプリは移植されると思われる。

最初はNetBookから2010年後半に発売されるらしい。

おそらく、Windows7が出てかなりのパソコンが買い換えられるので、その次の需要の3年から5年後ぐらいが勝負の年となるのではないだろうか。

・・・
iPhoneに雑誌を有料配信 電通などスタート、年内に30社50誌(ITmedia)

これも、かなりインパクトの強いニュース。

電通は7月8日、電子化した雑誌コンテンツを携帯電話などに配信する「MAGASTORE」(マガストア)を今夏に開始すると発表した。まずiPhoneアプリとしてスタートし、順次一般の携帯電話やPC、ゲーム機などに拡大する計画。約20社から約30誌の参加が決まっており、年内に約30社・50誌以上に拡大する見込みという。

MEGASTORE

MEGASTORE

現在でも、「COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)」(講談社)のiPhoneアプリが出ている。どうしても紙で隅から隅まで読みたい雑誌というわけではなく、特集を中心にいくつかの記事を読んでおきたいだけ、といった雑誌であれば、iPhoneアプリで十分。これで紙のムダも減るし、新たな層も開拓できるのではないか。

電通がやっているというのが、ちょっとアレだけど(^^;、以前から電子ペーパーによるメディア配信への期待をしつこく言っている私としては、かなり期待したい。

紙のムダと言えば、

読売新聞が新潮社を提訴 発行部数水増し報道めぐり(産経MSN)

ここのところ連続して特集が組まれた「押し紙」問題。

以前から存在していることはわかっていたものの、相手が大新聞社なので、なかなか真実を解明するところまでいかなかった。新潮社の特集に対し、読売が食ってかかって来た格好だが、新潮社にはがんばってもらって、ここで徹底的に明らかにして欲しい。

これは、別に新聞社が潰れればよいというのではなく、マスコミが再販制度の見直しも含めて、生まれ変われるかどうかのメルクマールなのだ。

他にも、北朝鮮のサイバーテロ問題とかMovableType5の発売とか気になることはあるけど、ゼミの準備をしなければならないので、今日はここまでにしておきます。

あ、そうだ。

今日、YouTubeで偶然「杉上佐智枝1 おかしな発言」という映像を見つけました。

これは良い!
つい、iPhoneに入れてしまいました。
埋め込み出来ないので、リンクだけにしておきますが、これを言われたらもうメロメロでしょう・・・え?私だけ?

杉上佐智枝1 おかしな発言

杉上佐智枝2 おかしな発言

7.7火 いよいよネット献金始動か?/そのまんまの茶番に踊らされるな

2009 年 7 月 8 日 Comments off

当ブログの左に表示しているTwitterには、すでにいろいろ書いているけど、昨日から背中の腰の上あたりが痛くなって、今日はギックリ腰のようになってしまった。

以前、突然背中が我慢できないくらいに痛くなり、肺ガンと胃ガンを経験した義父が、「そりゃ、ガンだな。間違いねえ」と言うので大騒ぎして診てもらったところ、「これは、肥満ですね」と診断されたことがあったので、それを思い出しながら恐る恐る病院で検査したところ・・・「ああ、これは筋肉が凝り固まっているんですね」

使っていない筋肉(贅肉?)が固まってしまい、それが痛くなっているのだとか。治療は筋肉ストレッチ。ああ、恥ずかしい。

・・・
午後は、某研究所で講演会。講演と言っても、研究者10名ほどの前でしゃべったので、「勉強会のゲストスピーチ」といった感じ。
相手は調査研究の専門家なので、理論的なことよりも実践的なことの方が良いと思い、実例をふんだんに入れてしゃべりまくったら、結構ウケていたみたい。

質疑も活発なものになって、とても充実した時間を送ることができました。
でも、調子に乗ってしゃべりすぎたかも:razz:

・・・
いよいよクレジットカードを使った個人献金が本格的になるか?

ネットで個人献金を――楽天が新サイト、1000円から受け付け(ITmedia)

楽天は7月7日、政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」を、27日をめどに正式オープンすると発表した。クレジットカードを使い、政治家に個人献金できる仕組みを備えたのが特徴だ。カードで個人献金できるサイトの本格運用は国内初という。

あのー、私も以前カードで献金出来るシステムを運用したんですけどお・・・。

まあ、私のは「本格運用」からはほど遠いし、「ドル建て」で非常に怪しいものになってしまったので、円建ての本格的な個人献金サイトは今回が国内初でしょう。

ただ、まだまだ一般化にはほど遠そう。
使えるカードが「楽天KC」のみなので。

サイトのイメージは、「Yahoo!みんなの政治」に献金機能をつけた雰囲気。
LOVE JAPAN

現在、超党派の議員連盟で日本のカード会社に献金を認めるように働きかけていて、それが可能になれば国内の主要なカードが対応になるらしいので期待できる。しかし、カード情報を売っているらしい「楽天」のサイトだと、やはり不安はある。

楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明(GIGAZINE)

むしろ、カード決済で実績のある代理店がやればいいのではないか。ゼウスみたいな。

まあ、いくつか出てきて、有権者が選べるようになるのが理想。

・・・
これは、取り上げるだけバカバカしいけど、一応記録だけしておきます。

東国原知事 「満額回答目指す」 衆院選出馬条件 分権、総裁候補譲らず(西日本新聞)

とんだ茶番。

出ることは決まっていて、あとはどう摺り合わせるだけかを打ち合わせしているとしか思えない。

宮崎・東国原知事、自民・古賀氏らと会談 衆院選出馬の結論は先送り 引き続き協議へ(FNN)

宮崎県の東国原 英夫知事が7日午後、自民党の古賀 誠選対委員長らと会談した。自民党からの衆議院選挙への出馬要請に対し、知事側が示した条件について協議したが、立候補するかどうかの結論は出ず、引き続き協議することになった。

出ることが前提で、ただズルズル延ばしているものを、マスコミが取り上げること自体がおかしい。結局2005年の教訓は何も生かされていない(私も取り上げているけど)。

日曜日の「サンデージャポン」に、橋下知事の秘書が出て、「あんなのおかしい、マスコミが取り上げるべきことじゃない」とまっとうな批判をしていたのに、スタジオの空気は冷ややかなものだった。

そりゃ、そうでしょ。学会の広告塔がでかい顔してコメンテーターしているんだから。あの秘書さん、あとで怒られたのかな。もう出してもらえないかもしれない。

話を戻すと、そのまんま東知事の言う、「一言一句たがわず」が、ちゃんと達成できているのかどうか、メディアは確認するのだろうか?
何をもってして「一言一句たがわず」なのか、あとでこの男の屁理屈に乗せられる前に、検証の準備だけはしておいた方が良い。

参考

「大胆」で「逃げない」マニフェストを(PDF)

7.3金 「『鳩山由紀夫を告発する会』と名乗る団体」の胡散臭さ。実は報道を見るとわかる皮肉

2009 年 7 月 4 日 コメント 4 件

どうも、最近Gmailの調子が悪い。読み込みが時間かかることがたまにあるし、今まではほぼ100%のスパム認識率だったのが、2日に一通ぐらい間違えることがある(と言っても驚異の認識率であることは間違いないのですが)。

iPhone 3GSの調子も悪い。日本語変換を行って、候補が出ている状態で、タップしても全く反応しないことがある。
で、いつもの調子でメールを作成して見直してみると、ひらがなだらけだったり・・・(涙)

当然、私だけではないはず。とググってみたら、そのものズバリのエントリーがありました。
iPhone OS 3.0で変換候補が選択できない件

変換している行の下に1行でもあれば解消されるバグとのこと。
そういえばそんな気も。
OS3.1で解消されていることを祈って我慢します。これがアップル製品を使う上で必要なこと:cry:

・・・

都議選がスタートし、これから約10日間の戦いが始まるわけで、マスコミはやはり国政がらみの報道ばかり。
麻生さんは自分が必死で応援しているのに、今から負けたときに言い訳できるようにしている。

「都民の反応、私からみてよかった」3日の首相(asahi.com)

——選挙の結果が政権運営に与える影響については。
「地方選挙が国政選挙に与える影響はないと思います」
——影響はないと?
「はい」

これで都議選に負けたときに「責任は?」と聞かれたら、「ずーっと申し上げているように、『地方選挙は国政選挙に影響を与えない』。それだけです」と言うんだろうけど、もうそんなやりとりは全く意味が無い。麻生さんが何を言おうが、何をしようが、彼は何も決断できず、「なんとなく」政局は動いていってしまうのだ。
だから、こんな生っちょろいぶら下がりなんか、やめてしまえばいいのに。

・・・
2005年の郵政選挙では、マスコミがまんまと踊らされて、それを反省したかのように言っているけど。今のままでは無理。

なぜかというと、郵政選挙のお祭り報道をやめるためには、「取り上げない」ことを選択しなければならないから

しかし、マスコミは自社だけがニュースを「落とす」ことを最も恐れるので、それはできない。

大川きょう子氏の、どう見ても違反だと思えるポスター

大川きょう子氏の、どう見ても違反だと思えるポスター

たとえば、東京10区で、小池百合子氏、江端貴子氏そして大川きょう子氏の三つどもえになった時、マスコミはおもしろおかしく報道するはず。それは小池百合子氏に民主党の女性候補者が挑むだけでなく、『幸福の科学』総裁の妻が絡んでくるからだ。

こんなものは無視するのが正解。だって、「東京10区が女の戦い」なんて有権者にとってどうでも良いことだから。

結局、各社とも同じように取り上げるので、話題を多く出した政党が有利になった2005年と同じ結果になる。

もう一つ例を挙げると、鳩山献金問題について

鳩山氏の虚偽記載 地検に告発状提出(産経MSN)

といった記事を各社が報じているが、この中で見事に各社横並びで同じ書き方をしているのが
「鳩山由紀夫を告発する会」と名乗る団体

これについて、どんな素性の団体なのか調べ上げたところは、私が見たところ皆無だ。こんな団体を各社がマークしていたわけはないから、おそらく「告発状を何月何日何時に出す」とこの団体から連絡が入り、「落とせない」マスコミは記者やカメラを出して、そのまま垂れ流す結果になったのだろう。

名前を見れば、鳩山代表を告発することを目的に作られた団体だろうから、市民オンブズマンのようなものでないことはわかる。
「金正男と名乗る男」と同じくらい胡散臭いわけだから、マスコミはせめてメンバーの構成、弁護士とか大学教授とかを報じるべきではないのか。普通の市民団体だったら、代表者にインタビューするときは名前を出すでしょう。

それらを明らかにした上で、違法性があるかどうかきっちり調べれば良いのであり、誰かの依頼でどこの馬の骨か分からないような連中が起こしたパフォーマンスを、そのまま垂れ流すのであれば、政党側からいくらでも仕掛けることができる。

ちなみに、与謝野・渡辺迂回献金問題を読売だけが報じなかったことは、それがニュース性を判断したものであれば褒められこそすれ、非難されるべきものではない。しかし、あれはおそらくもっとしょーもない理由がある。

このように、明らかに胡散臭いことでも、横並びで同じ表現だったら安心してしまう体質を直さない限りは劇場型選挙の報道を変えていくことはできない

6.19金 公選法はいらない/iPhone3.0はすごい!

2009 年 6 月 20 日 Comments off

ブログのデザインを変えました。

デザイン的には、今までのものが結構お気に入りだったけど、TwitterのRSS表示を入れてサイドバーが1段では足りなくなったので、サイドバー2段方式のものを入れました。
表示はMacでしか確認していないので、Windowsで乱れるところがあったら教えてください。もう少し調整するつもり。

というわけで、TwitterのRSS表示を入れました。
多くはiPhoneから、一日数回アップする予定です。

・・・
17日にお知らせした件。

すみません。タイトルを間違えました:cry:

『選挙制度の廃止』になったらそりゃ大騒ぎですよね。なに血迷っているんだか・・・。

『公職選挙法の廃止』

公職選挙法の廃止

正確なタイトルは

公職選挙法の廃止
私もネット選挙に関して1ページだけ書いています。

アマゾンでも買えるようです。
公職選挙法の廃止――さあはじめよう市民の選挙運動(amazon)

出版社:生活社 (2009/5/30)
ISBN:978-4902651195
価格:¥1,260

いかに公選法がバカバカしいかという実例も多く載っているので、選挙に少しでも関わっている人や、感心のある方には是非読んでくださいね。

・・・
さて、昨日アップデートし忘れたiPhone3.0

やりましたよー。

iPhone3.0

iPhone3.0

ボイスレコーダー機能が追加されたとか、メールがSMSにMMSが加わった(何のこっちゃ?ですよね)とか、検索がメチャクチャ強力になったとか、そこそこ大きな機能追加もあるけど、やはり嬉しいのはユーザーしかわからないような機能アップ。

一般的には「コピー&ペースト」が嬉しいという人が多いみたい。でも、自分としては、

  • iPhoneがモデムになる「インターネットテザリング
  • ステレオ対応のBluetooth
  • Macとシンクするメモ帳
  • iTunesの複数アカウント対応
  • iPhoneを無くしたときにMobileMe経由で居場所を突き止める機能
  • Safariの高速化

あたりがゾクゾクっと来る!
インターネットデザリングがもうちょっと早ければ、b-mobile3Gは買わなくて済んだのになあ。

ここまで機能アップ(しかも無料)してくれれば、新しいiPhone3G Sは買わなくても良さそうだけど、余計欲しくなっちゃうだろうなあ、これみたいに。

iPhone 3G Sが猛烈に欲しくなる――iPhone OS 3.0がもたらす新たな世界(ITmedia)

とりあえず、音声でも録音して、ブログかTwitterで公開してみようかな。

あ、その前に宿題があ・・・。