2.17日 HD-DVDで撤退時期を誤った東芝経営陣
午後は、神奈川ネットのビデオ講習会で講師。
最近は、家庭用のビデオカメラで簡単にハイビジョン映像を撮れるようになってきたが、それだけに作品として創りあげるところまでいかないと、宝の持ち腐れとなってしまう。
ところが、映像フォーマットは多岐にわたり、Windowsに標準で付属しているムービーメーカーの簡単なマニュアルも無いので、結果として映像編集は敷居が高くなってしまっている。
映像編集というと難しそうに聞こえるが、やってみると意外と簡単だ。ただ、手間がかかる。30分撮影した素材を3分にまとめるのも、凝った作りにすると半日ぐらいかかってしまう。
それでも映像の表現力は高いので、今後はますます映像を効果的に使う政治家や団体・グループが増えるはずだし、そうあって欲しい。
映像の話題なので、次世代DVD対決の話。
東芝がHD−DVD撤退へ 規格争いはBDの勝利(産経MSN)
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この話は何回かブログでも取り上げたので、だいたい言いたいことは書いてしまったけど、以前JanJanに
ウェブばとる(3)次世代DVD対決
を書いたときにはすでに勝負はついていた。2004年だ。ただ、決定打は無かった。
その後、HD-DVD陣営は無理な低価格で勝負をかけた。
なにがなんでも北米でシェアを握れば、ハリウッドの支持を得られると踏んでいたのかもしれない。
しかし逆に言うと、低価格しかアピールできるものが無かったとも言える。
製造コストは生産量に沿って下がっていくので、これは戦略としては間違っていたのだろう。
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HD-DVDの中核を担う東芝は、引くに引けなくなっていたのだと思う。
しかし、今年に入りワーナーブラザーズがブルーレイ支持に回り、ウォルマートストアがブルーレイ支持を表明したことから、これ以上進むこことによって取り返しのつかないことになる事態を避ける必要が出てきたのだろう。
これを第二次世界大戦になぞらえるとわかりやすいけど、別のことを感じる人もいると思うので、やめておきます(^^;。
この撤退は東芝に大きな損害をもたらすわけだが、ユーザーも大きな損害を被る。東芝は据え置き型のDVDレコーダーだけでなく、高級ノートPCのQosumioにも昨年暮れに搭載モデルを発売したばかりだ。普通に考えれば、こんな危ない規格のパソコンは買わないだろうけど、それでも東芝のブランドを信じて買った人もいるだろう。
不幸中の幸いは、HD-DVDドライブは普通のDVDも使えるということだ。逆にこれがあるので、撤退が遅れたのかもしれない。
最初に仲間だったNECや三洋電機はすでに撤退したようなものだし、マイクロソフトも中途半端に支持していたので、さっと身を引くだろう。
結局、東芝が一人負けとなってしまう可能性が高い。
東芝は、VHS対ベータの時も最初はベータ陣営にいて、途中からVHSに鞍替えした経験がある。あの時の経験は今回は生かされなかったのだろうか。
撤退時期を誤って、大きな損害を与えた経営者の責任は大きい。