3.21金 暫定税率を維持し、高速道路を無料にするウルトラC

Posted by タカハシ on 3 月 23rd, 2008 0:06

半蔵門

怠さと寒気は落ち着いてきたのだが、胃の痛さが尋常ではないので、昼過ぎに近くの病院に行った。しっかりした病院のように見えたのだが、患者がそんなにいないのになかなか順番が回ってこない。やっと順番が回ってきたのは、なんと一時間半後。

症状を説明した後に、
医者:「で、検査しますか?」
私:「え?検査って・・・」
医者:「血液検査とか尿検査とかありますけど、胃が痛いと言ってもストレスやら疲れとかいろいろ理由は考えられるし、胃じゃないかもしれないから、薬で治ればそれでもいいし、とりあえず薬で症状は良くなると思うよ」
(なんだか、検査しても一週間ぐらいかかりそうな感じがしたので)
私:「あ、じゃあ薬だけでいいです。様子を見るという感じで」
医者:「痛み止めはどうします?痛くてどうしようもないときに飲む、ちょっと強めの薬」
私:「それ飲んじゃうと、原因がわからなくなりそうだから、いいです」
医者:「そうだね」
というわけで、一時間半待って診察時間は5分。普通の胃薬をもらって帰ってきた。

薬は以下の3種類
ザンタック
アルサルミン
セルベックス
胃炎や潰瘍の薬で、胃酸の分泌を抑えたり、粘膜を保護する薬らしい。

確かに、薬を飲んだ後は痛みは落ち着くけど、時折胃全体がギューッと痛む。食べても治らず、水を飲むと胃全体に広がる感じがして(わかるかなぁ)さらにギューッと痛くなる。吐き気はなく、急に体重が減ったわけでもない。最近、肉や油ものばかり食べていたからかなぁ。今は全く肉を食べようという気にはならない。さて、どうなることか。

今日の写真近くの公園から見た夕方の横浜。
遠くにベイブリッジが見えます
近くの公園から見た夕方の横浜

公園で遊ぶ子どもたち。
夕日を撮ろうと思ったら、勝手にフラッシュが発光してしまいこんな感じ。
公園で遊ぶ子どもたち1

フラッシュと止めると夕日っぽくなるものの、レンズに映り込むし、他はシルエットのみになってしまい、どうも自分の思いどおりの絵にならない。夕日は難しいんですねぇ。
公園で遊ぶ子どもたち2

・・・
小泉道路改革が失敗したのは、国民に多大なツケを押しつける構造を変えられないどころか、さらにわかりにくくしたことにある。
猪瀬直樹氏らが作ったシステムでは、無駄な道路もどんどん造られてしまって、今後45年間に金利が4%を超えてしまうと、借金を返せない上に、さらに膨れあがった借金がすべて国民に押しつけられる
つまり、暫定税率を維持するということは、無駄な道路でもなんでもどんどん造り続け、巨大な借金は全部50年後の国民に振ってしまえということであり、これが現在の政府与党案である(間違っていると思う方はご指摘を)。

民主党案は、もちろん「暫定税率廃止」「道路特定財源の一般財源化」だが、暫定税率を廃止することによる税収減を指摘する声に、はっきりとしたソリューションを示せていないように見える。

そこで、目から鱗の案が、現在発売中の週刊ダイアモンドに掲載されていた。
高速道路の無料開放が日本経済を活性化する」(山崎養世
実は、「高速道路無料化」というキーワードを最初に見て「荒唐無稽な提案かな」と勝手に思いこみ読み飛ばしていたのだが、昨日電車内でその前の櫻井よしこさんの「失敗に終わった道路改革を放置する福田政権の愚」から続けて読んで、「これは素晴らしい!」と思った。
現在の高速道路行政のしくみは、まず道路会社が高速道路を建設し、できあがったら借金は日本高速道路保有・債務返済機構(以下日本高速道路機構)に押しつけて、各道路会社はさらに道路の建設を行いながらその運営のみを行う。この方法では、日本高速道路機構が破綻しても各道路会社に責任はなく、結果としてさらに国民の血税がつぎ込まれることになる。
つまり必要でない道路を造ってできた借金の責任は、必ず国民が背負うことになるのだ。
これは、国から借金して道路を造り続け、道路特定財源と通行料から借金を返すという日本独自の道路族用システムによるものであり、このシステムが有る限りは道路行政の無駄は無くならない。

そこで、山崎氏の主張は、「暫定税率を維持し、その税収は借金返済のみに使う。そして高速道路は無料化する」 というものだ。さらに道路財源を一般財源化することにより、税金で必要な道路を造るようになるので、日本高速道路機構は必要なくなる。そして高速道路を無料化すれば、高速道路会社も必要なくなる。すべての高速道路を国道にしてしまえば良いのだ。
もし、このまま国会が平行線をたどるとしたら、与党は民主党案を飲むしか方法はない。しかし、民主党案も修正を求められる状況になった場合、政治的に「足して2で割る」方法では国民は納得しない。

あくまでも私としては、暫定税率廃止を支持するが、国会が硬直化して進まないのであれば、民主党から上記案を解決案として出すのも有りだと思う。高速道路が無料になるので、民主党の公約がいきなり実現されることになる。トータルで見れば自動車ユーザーにはメリットが大きい(高速道路を使用しない人がいるとしても)。そして、暫定税率が維持されるので、与党側の顔も立つ。現在の解決案としては最良ではないだろうか。

ただ一つ問題があり、この方法では「道路を造るための暫定税率」とはならないために、主に自民党の道路族にとっては廃止と同じことになる。とにかく道路を造って、借金は国民に押しつければ良いと考える政治家や首長にとっては非常に賛成しにくいものとなる。

逆に言うと、この案を民主党が突きつけた場合、それに与党が賛成できるかどうかによって、小泉道路改革を本気で与党が実現しようとしているかどうかの踏み絵になるということだ。

どうですかねぇ。出すとしてもタイミングが非常に重要だけど。