7.3木 「厚生」もダメなら「労働」もダメな厚生労働大臣
半蔵門
慌ててゼミの準備をしてから大学へ。
先週の議員会館での校外ゼミは、生徒に結構刺激になったようだった。
やっぱり大学生には、早い段階で社会を見せた方が良い。
「モラトリアム」(死語?)などと言って、のほほんと4年間を過ごすだけの余裕は、今の若者には無いだろう。食料品、ガソリンそしてガス・水道料金が上がり、さらに来年から電気料金も大幅に上がる状況で、将来の仕事にも「希望」が見いだせないとなると、「失望」から「絶望」に変わっていくのも、そう時間はかからない。秋葉原での事件が再び起こる可能性は高い。
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その「仕事」に希望を見いだせるどころか、「悪しき箱物行政」の代名詞となってしまった『私のしごと館』 。スーパーモーニングの玉川徹ディレクターが「こんなの必要ない!」と断言すれば、渡辺喜美行革大臣も「廃止、決まり!」と言うほどの代物。毎年10億円の赤字を垂れ流し続ける「ムダの象徴」が、なんとネズミ男によって
舛添厚労相が「私のしごと館」視察 存続の意向示す(asahi.com)
と、存続となりそうなのだ。
今までも、何度も書いてきたけど、そもそもこの人が支持される理由がわからない。
「はっきりモノを言いそう」だから?「国民の側に立ってしっかりやってくれそう」だから?
で、今まで何をやったか?
公約違反は誤魔化し、薬害肝炎訴訟ではテレビの前だけで良い子ぶって訴訟では後手に回り、後期高齢者医療制度ではまともな説明もせず、結局何一つ実績を上げて来られなかった。
そしてこれだ。
別に、舛添さんの私設博物館だったら良いけど、雇用保険料を財源としてすでに600億円近くの建設費がかかっているのだ。それを潰さなければ、毎年10億円の赤字が続く。
「せっかく高額の費用で作ったのでもったいない」「すでにある施設を有効に使うことが大事だ」「壊すのには莫大なコストがかかる」という理由は、ムダな箱物を作った後に行政側が使う屁理屈だ。
「舛添さんは、メチャクチャな組織の中でよく頑張っているよ」と庇う人もいるけど、そもそも彼はテレビ的な画しか考えていないように見える。
薬害肝炎訴訟の時に、患者の方たちは厚労省の外に待たされて(冬ですよ!)、自分だけテレビ局をハシゴするためにスタジオでインタビューを受けているのを見たときに、言いようのない怒りがこみ上げてきた。テレビ局からすれば、単に厚労省と原告の画を撮りたかっただけであり、舛添さんが「みなさん寒いでしょうから、どこか暖かいところでお待ちいただくようにお願いします」とテレビ局にひとこと言えば済む話なのだ。いかに自分のことしか考えていない男なのか。
サミット後に行われる内閣改造で、単に国民的人気が高いというだけで居残ったら、福田内閣は妖怪屋敷となるだろう。いくら「ゲゲゲの鬼太郎」の続編が公開されると言っても、シャレにもならない。