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2008 年 8 月 のアーカイブ

8.29金 姫ご乱心で青ざめたのは誰か?

2008 年 8 月 30 日 コメント 1 件

半蔵門

午後、友人が来社し、彼のシステムの相談に乗る。
やろうとしていることは立派だけど、最初からあまり風呂敷を広げずに、まずはシンプルにスタートした方が良い。これは何にでも言えて、「あれもこれも」と考えていると、いつまで経っても何もスタートできないことになってしまう。
最終的な目標はチョモランマ登頂であっても、まずは太郎山(ローカルですんません)をきっちり登ってみることだ。 

「改革クラブ」のすったもんだは、意外な展開になった。

姫井由美子議員

姫井由美子議員

「姫様ご乱心」には、いろんな批判があるだろうけど、これは菅さんのお手柄。
この「1」は参議院の数から言うと小さい。しかし、今後の政局を考えると非常に大きい。

 

この騒動のポイントは、「改革クラブ」になんで荒井広幸、松下新平というオマケがくっついたか、にある。

このオマケは政党交付金がもらえる「5人」にするための「数」だ。

渡辺秀央&大江康弘は参院比例区だし、すでに造反し放題だから、どうしても今この時期に離党しなければならないということではない。

では、なんで新党結成となったのか。

ここからは推測だけど、二階俊博、麻生太郎の二人が民主党切り崩しを画策したとき、渡辺&大江を離党させるのは既定路線だとして、離党させてすぐに自民党というわけにはいかない。しかし無所属になると政党交付金も無くなる。

そこで、フラフラしている荒井&松下を加えた4人組にあと一人入れて政党交付金を受けられる政党にし、「反小沢」の新党を作って民主党に揺さぶりをかけ、小沢代表の求心力を低下させて、さらに分裂を加速させよう、ということだったのだろう。

そのためにどうしてもあと一人以上入れる必要があり、物色していたところ、スキャンダルでひとりぼっちになっていた姫がひっかかってしまった。

ということは、少なくとも二階氏は渡辺・大江両氏に対し、新党結成に関しての確約をしているはず。
「5人確実に揃うから、この時期に新党結成を発表しろ」ということである。

 ところが、4人になってしまったことによって腰砕けとなった。姫井氏にしてみれば、振り込め詐欺にひっかかる直前で銀行員に呼び止められたようなものだ。
そもそも民主党をさらに分裂させるためのきっかけにするはずの新党結成が、ただの「会派」程度の意味しか無くなってしまったことによって、総選挙前に民主党が分裂する可能性は一気にゼロに近づいた。

当然、渡辺・大江コンビは焦っただろうけど、もっと焦ったのは二階俊博氏。
自分の工作が失敗したわけで、草むらにワナを作って、「ウッシッシ」とニヤけながら歩いてきたら肥だめにハマったようなものだ(例えばっか・・・(^^;
「第2弾がある」などと息巻いていたのも、空回りで終わってしまいそうな状況になってきた。

でも、これでは終わらないでしょう。
二階氏以外の人物も切り崩し工作を進めているはず。
なんとか選挙前に仕掛けたいところだろうけど、動きの鈍い平沼新党などと相まって、臨時国会に向けた場外乱闘は続く。

・・・
さて、火がついた太田誠一氏。
予定どおり釈明会見を行って、福田首相や町村官房長官はこれで幕引きを狙いたいところだけど、今回は隣人で経済の専門家である池田氏が、ネット上できちんと問題点を提示している。

太田誠一氏の「釈明会見」の疑問点

野党やマスコミがここでウヤムヤにしてしまうと、今後同様の事件が起こったときに同じように処理されてしまう。

ここは、執念深く攻め込んでいくべきだ。
しかし、明らかにクロであっても、完全な矛盾点や証拠を突きつけられない場合は、腰砕けに終わってしまう。永田メールの二の舞だ。
やるのであれば、今の政治資金規制法の範囲で追い込めるかどうかの判断をして、しっかりした戦略のもと、確実に追い込まなければ意味がない。

「見えない真実」を明らかにできなければ、「見える事実」が「真実」となってしまうのだから。

8.28木 ギブアンドテイクの格安無線LAN/意味不明な新党結成

2008 年 8 月 29 日 コメント 2 件

半蔵門

ほとんど、メール配信関連の単純作業。
夜は、虎ノ門でBNJミーティング。
ウェブサイトを充実させることになり、担当の私としてはヘラヘラしていられない。
内容は、ボイスネットワークに近いものになりそう。 
なんで、一銭にもならないものに一生懸命になるのか。自分でも良くわからない。

ひとりぼっちではないからかも。
なんて、ちょっとセンチになってみました。 

昨日の無線LANの続き。
FONというのは、自分の無線LAN環境の半分を一般に公開することによって、自分も他の無線LANを使えるようになるしくみ。

 

FON無線LANルーター

FON無線LANルーター

たとえば自宅にFONの無線LANルーターを設置することによって、自宅で無線LANを使用できると同時に、自分のルータがアクセスポイントとなり、世界のFONユーザーに公開される。そして自分も、FONアクセスポイントを無料で使用できるようになる。

 

私は、今まで有線LANで不便なことはなかったけど、iPhone用にWi-FI環境を設定したくなり、事務所ではAppleのAirMac Extreamを設置した。ただ、これは21,800円もするので、「最も安く無線LAN環境を作るにはどうしたら良いだろうか」と考えたところ、以前から少し気になっていたFONを調べたら、安い方の無線LANルーターが1,980円だったので、早速買ってきて設置してみた。

結論から言うと、私が公開したアクセスポイントは、地理的な事情で他の人の役には立てそうもない。でも、私自身はiPhoneやたまに持ち帰るMacBookAirのための無線LAN環境を構築できた。

また、「世界中のFONアクセスポイントが使える」と言っても、現実的にはあまり使える場所にないので、FONならではのメリットを享受できるかというと、かなり厳しいものがあるが、「ギブアンドテイク」の精神でアクセスポイントを増やしていくという考え方はユニークであり、その試みに1,980円で参加してみたと考えると、無線LANは使えるわけだし、相当お得ではないかと思える。

一般的な無線LANではないので、誰にでもお勧めできるというものではないけど、興味のあるかたは是非どうぞ。

・・・

太田誠一農水相

太田誠一農水相

太田誠一大臣は、いよいよ崖っぷちに立たされた。
直接関わりのあるS氏によると「あのままな人ですよ」ということで、「やかましい」発言はやはり本人が思っていることを上から目線で言い放っただけのことだそうだ。
自民も公明も、できれば国会が始まる前に、なるべくダメージが少ない形で辞めさせたいと考えているはず。そうしないと、太田氏からはさらに失言や不祥事などがボロボロ出てくる恐れがあるからだ。

 

そんな中、もう一人の爆弾男、二階経済産業相の切り崩し工作とも言われている新党結成が起こった。

姫井由美子氏が入っていたのは意外だったけど、不倫相手とのいざこざの影響が強すぎて、何か自分の受け皿がほしかったのかもしれない。

これでわかるように、新党に集まった5人は、「衆院選後の民主党離党者の「受け皿」を目指している」と言われているようだけど、それは違うでしょう。あの5人の中に入ってもイメージを悪くするだけ。

この新党は、居場所の無くなった5人が自分の受け皿を作った、と言えるかもしれない。

だから、総選挙後に小党が林立するとしても、この新党(改革クラブ)に人は集まらないでしょう。
もともと、渡辺秀央、大江康弘参議院議員の二人は造反を繰り返してきたわけだし、民主党にとっての実質的な数は「1減」。それほど大きな影響は無いと思う。

新党と言えば、平沼新党。
その動きをちょっと書こうかと思ったけど、眠くてボーッとしてきているので、今日はここまでm(- -)m。

おやすみなさい。

8.27水 太田爆弾炸裂!とどめを刺すのはブロガーか

2008 年 8 月 28 日 Comments off

半蔵門

いろいろ溜まってしまった仕事を片付けながら、少し先のことも考えていた。

そんな中、やっぱり「爆弾男」はやってくれるなぁ。

事務所費問題で面白い展開。

「農相事務所は実態なし」 隣家の経済学者断言、農相ピンチ(J-CASTニュース)

最近のJ-CASTニュースは、読者から叩かれているからか、2ちゃんからネタを拾ってきて電話一本かけて一丁上がり、という記事作成から少し変わってきたような気がする・・・どうでも良いけど、望ましいことだ。

簡単に言うと、経済学者でブロガーの池田信夫氏(ブログはこちら)の棟続きの隣家が、問題の太田大臣の秘書官宅であり、池田氏はこの秘書官に隣のテラスハウスを借りていた(つまり秘書官が大家さん)。その7年間の間、秘書官宅で政治活動が行われた形跡が全くない、というものだ。

つまり、中里浩秘書官は、なんとブロガーに“偽装”政治団体事務所の隣を貸していて、そのブロガーは経済のプロだった。
これからいっぱい言い訳をしようと思っていたところに、いきなり全部見ていた人が事実を話し出したわけで、交番の横で麻薬の取り引きをやっていたようなものだ。

しかも、それがブログで発表されたということで、マスコミは扱いが難しいのではないだろうか。
これがインターネットの持つ可能性であり、恐ろしさでもある

池田氏には当事者兼専門家としての活躍を期待したい。

太田誠一

太田誠一

これで、太田“爆弾男“誠一氏は、首筋に合い口を押しつけられたも同然なので、野党は悠然と追い詰めれば良い。辞任を要求するのは後にするにしても、福田首相の任命責任はあまり追及しない方が良いかもしれない。

福田首相の責任を追及すると、頭をすげ替えたい自民党の一部にチャンスを与えることになってしまう。この問題の本質は、自公連立政権では、どんな内閣でも不祥事を起こす、ことなので、首相が麻生さんに替わって目出度し目出度しとなってしまうようでは、また同じパターンの繰り返しだ。
国民も、いい加減にうんざりしている。そこを首相の任命責任に転嫁してしまうのではなく、自公政権が末期症状であることを強くアピールするべき。

もうひとつ。

ネット上では(J-CASTニュースみたいな表現でキモイ(^^;)太田大臣が「やかましい」と言った時、他に「日本の(消費者の)場合はですね、潔癖バカだから」とも言ったと話題になっていて、きっこの日記(久しぶりですねぇ)にも書かれていたけど(ここ)、これはきわどいと思う。

きわどいというのは、私には「潔癖だから」としか聞こえなかったから。

本当に「潔癖バカ」と言っていれば、「やかましい」よりこっちの方こそ問題にしなければならないはず。でも、そうならなかったのは、微妙な聞こえ方だったことがあるのではないだろうか。その瞬間に隣にいた舛添さんが驚いたような表情をしているので、もしかしたら本当に「潔癖バカ」と言ったのかもしれないけど、こんなことよりもでかい地雷を踏んでいるわけで、やはり金の問題を徹底的に追求するべきだと思う。

56秒くらいで問題のセリフが出てきます。

YouTube Preview Image

福田首相は、ここで太田氏を辞めさせるわけにいかないから、いつもの調子でヘラヘラと逃げようとするだろうけど、単なる失言問題ではなくなったので、逃げ方次第によっては意外と解散は早いかも。でも、泥沼にはまって解散もできなくなり、ズルズル年を越してしまうおそれもあるんだよなぁ。総辞職の可能性もあるかな。
つまり全く先が読めない状況。なんでもあり。

・・・
iPhoneのために、自宅に無線LAN環境を作ろうと思い、いろいろ考えたところ「FONを使ってみよう」ということになった。

ところが、『20世紀少年』の8巻〜10巻を読んでいたら、設置のタイミングを逃してしまったので、明日か明後日にでも設置の報告をします・・・つもり(^^;

8.26火 “らしくない”から面白いのか?『民主党10年史』

2008 年 8 月 27 日 コメント 3 件

夜、虎ノ門にて『民主党10年史』出版記念パーティー。

私はカメラマンとして参加(?)。撮影した写真はこちら(後で若干調整するかも)。
パーティーは大盛況だっだ。

しかし、主催は民主党ではない。

民主党10年史

民主党10年史

この本、普通の「党史」とは全く異なる
通常、社史のようなものは、総務か広報もしくは特別な部署を作って制作する。
当然、党史も事務局が制作するはずだが、この「党史」は民主党が作成したものではない。

著作・編集は第一書林社長の橘民義氏。岡山県議会議員を3期務めたこともあるらしい。
他の著者は4人で、そのうち現職の議員秘書は一人だけ。他の3人は議員秘書や政策スタッフを経て、現在は民間企業、シンクタンクや大学生というユニークな顔ぶれだ。

つまり、この「党史」は、民主党を良く知る著者達が自発的に制作したものなのだ。だから、民主党に問い合わせしても教えてくれない(笑)

構成は2部に分かれていて、第1部は民主党の歴史。そして第2部は民主党の仕組みを詳しく説明している。

通常の社史や党史であれば、歴史の記述は「業績」であって、都合の悪いことは書かないかサラっと流すものだが、この本の記述は偽メール事件はもちろん、逮捕された議員が出た事件や、党内のゴタゴタまで書かれている。

面白かったのは、菅直人氏に関する記述で、厚生大臣の時の活躍だけでなく、「イラ菅」や女性スキャンダルによる求心力低下などもちゃんと書かれていて、それをゲラの時点で読んだ菅氏が訂正を求めなかったことだ。パーティーに出席した菅氏は挨拶の中で「一応、ゲラの段階で一度目を通したんですけど、これがね、思ったより悪くないんですよ」と語っていた。

まさに第三者的な目で書かれた第1部は、読み物として非常に面白い。まるで政治小説を読んでいるようにグイグイ読み進んでしまった。マンガ化しても良いかも。

第2部は基本的には資料だが、過去の選挙の解説は「ああ、そうだったなぁ」と当時の自分を思い出しながら読んだ。また、多少民主党との接点がありながら党組織が良くわかっていなかった私にとって、組織の解説は参考になった。

そして、この本のポイントは、橘氏による序章と終章にありそうだ
出版にかける氏の思いが凝縮されている。 

民主党が立ち上がるきっかけ、そしてこれから来る(であろう)大変革。その前にこの10年を振り返るのは、必要なことなのかもしれない。
スポーツや戦争で、戦いの前に今までの練習や訓練を思い起こしながら、士気を鼓舞するようなものかも。

今までも第三者が書いた民主党関連の書籍はいくつかあった。しかし、それは「批判のための批判」や「揶揄」ということばがピッタリ来るようなものがほとんどだったように思う。

別にヨイショする必要はない。
「民主党はこんなに素晴らしい」などという記述は誰も読みたくないだろうし、内向きの文章ほどつまらないものはない。

しかし、「民主党はこれからも頼りないのか?」「政権を取ったらどうなるのか?」「民主党の政策は信じられるのか?」・・・といったことは知りたいし伝えるべきだ。

頼りなかったボンボンが、変わらずにヘナヘナしているのか、来たる日にそなえてトレーニングや修行に励んでいるのか。
そのヒントになるであろうことを、膨大な資料をもとに党本部や議員に気兼ねすることなく、少し離れたところから、多少の期待と希望を持って書かれている。このような本は初めてではないだろうか。 

民主党に期待を持っている人だけではなく、むしろ期待を持てない人や、政治そのものに希望を感じられない人にこそお勧めしたい。

その結果、さらに期待が持てなくなるかもしれないし(苦笑)、「1回ぐらいやらせてみようか」と思うかもしれない。

もうすぐ始まる天下分け目の戦いで、その思いを示せば良いのだ。

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8.25月 ボクは20世紀少年

2008 年 8 月 26 日 Comments off

午前中は、神奈川ネット事務所で広報勉強会。
今回はメディア関係者の某氏と一緒だったので、楽な上に私も勉強になって面白かった。

昼過ぎに渋谷経由で半蔵門へ。

ここで、「20世紀少年」の第4巻を買う。

実は、繰り返し流れる「20世紀少年」映画版(公式サイト)のCMを見ているうちに、以前から気になっていたコミックを読みたくなり、とりあえず3巻まで買ってきたところハマってしまい、4,5,6,7と7巻まで買って一気に読んでしまった。

浦沢直樹氏は私と同じ1960年生まれで、20世紀少年の主人公「ケンヂ」は1959年生まれらしいので、まさに私とピッタンコ。物語に登場する時事ネタはことごとく「うー、なつかしいい」と唸ってしまうものばかりなので、ハマるのは必然だったわけですよ。

しかし、このハラハラドキドキの状態で22巻まで続き、さらに「21世紀少年」が上下巻あるとは(汗)。

ちょっとググったら結末がわかりそうになってしまったので、検索しないことにします(^^)v
ということで、知っている人は私にストーリーを教えないようにね。

・・・
暢気にマンガを読んでいるうちに、臨時国会の招集が9月12日で70日間に決まった。
福田さんらしい、見事な中途半端さだ。

2大福田法則
1.ギリギリまでヘラヘラしている
2.AとBがあったら、とりあえず間を取る

補給支援特措法を延長するには会期を延ばさなければならないけど、結局公明党の目論見どおりにバラ撒きの補正予算を組んで、補給支援特措法は捨てて年末年始の解散・総選挙となりそうな感じ。

そうなると、「再可決してでも補給支援特措法を通せ」と、社説「臨時国会 給油継続は最低限の責務だ」で気を吐いた読売新聞が何というか見物だ。「再可決は、憲法の定める正当かつ民主的な手続きである。国民への丁寧な説明は必要だろうが、躊躇(ちゅうちょ)する理由はない」だって。へぇ〜。

「正当かつ民主的な手続きである」ですよ。これが、公平かつ公明なマスメディアの姿勢だというのだから驚く。社説なんて新聞社の主張を述べるところだから、そもそも「公平かつ公明」はありえないし、社説を読む人なんて購読者のうちのごく一部でしょう。でも、はたして一千万(公称)読者は、こういった読売(本当はトップのみ?)の主張に対し「フムフムそのとおり」となるんだろうか。

民党は、すでにジワジワと麻生体制に移り始めていて、選挙の時には実質的なトップを麻生氏にしたいと考えているので、今後党内で福田批判を徐々に強めながら麻生幹事長の出番を増やしていくでしょう。

自分の保身だけのために安倍・福田氏に媚びを売り続け、麻生氏を無視してきた片山さつき氏のような政治家芸人たちが、今度はどんな変わり身を見せてくれるか・・・見物だ。

8.24日 ソフトボールを育んできたスポンサーも称えよう

2008 年 8 月 25 日 Comments off

長野に行っていました。

オリンピックが終わりましたね。

いろいろと中国ならではの失態もあったけど、長野の時と同じように、選手が作り出す「感動」の影に隠れてしまった感じ。

いくら感動的な試合があっても、大きなトラブルが無くても、オリンピック期間中に言論が弾圧されたり、チベット人が虐殺されたりしたことをうやむやにしてはならない。しかし残念なのは、反日を生き甲斐にしている人たちがバスで大量にやってきて日本の相手チームを応援したり、敵意をむき出しにすることに対して、日本のマスコミ(特にテレビ)はほとんどスルー状態で、ジャニタレとお笑いタレントにどうでも良い話をさせるくらいが関の山。これでは、マスコミに社会性のある報道は期待できない。

そうは言っても、北島選手も良かったけど、今回の最大の感動はソフトボールでしたね。

男子サッカーと野球がプロをそろえて特別待遇されながら惨敗したのに比べて、女子サッカーとソフトボールが大活躍したのは、やはり「勝ちたい」気持ちの「質」が大きかったのではないかと思う。

シーズン途中に代表に選ばれて、調整不足を指摘されながらもチヤホヤされてきた野球と、4年間オリンピックでの金を夢見てひたむきに努力してきたソフトボールの選手では、オリンピックで勝つことへの執念が全く異なっていたのだろう。

だから、女子サッカーもソフトボールも「秘話」が多く、聞くたびに泣けてきてしまう。
星飛雄馬の「血染めのボール」は、ダルビッシュ有ではなく、上野由岐子に蘇った。
男子サッカーにはあるだろうか?野球にはあるだろうか? 北京に行ってから丸刈りになった選手は、行ってから自分の暢気さを悟ったのだろうけど時すでに遅し。兵役免除がかかっている韓国選手とは試合が始まる前から負けていたのだ。

私が日立の関連会社にいたときに始まった(たぶん)日立ソフトウェア(日立SK)のソフトボールチームが、約25年続いていたことにも驚かされた。
今回の金メダルは、20年以上もチームを育ててきた日立ソフトウェアや、ルネサステクノロジなどのスポンサーにとっても、涙の勝利となったことだろう。企業的な事情があったとしても、長い間スポーツチームを運営するのにはいろんな苦労もあったはず。
まさに、アマチュアスポーツの苦難と喜びを見せつけられたオリンピックらしいオリンピックでもあった。

8.20水 ロンドンのオリンピックは民主的に見えるんだろうなあ

2008 年 8 月 21 日 Comments off

次回の更新は24日の夜になります(たぶん)

午前中、皮膚科に行ってから銀行経由で半蔵門へ。

先週末から鼻の頭が痛み出し、腫れてきたような感じになったので医者に行ったところ、菌が入って炎症を起こしたらしい。以前にもあったけど、放っておいたら治ったので、今回も同じかと思ったら、同じらしい(^^;
炎症を起こしやすいところは常に清潔に保ちましょう、とまっとうなアドバイスをいただいて退散。

夕方は久しぶりにJanJanの編集会議。

現在、私はJanJanの五輪特集で「3言語ウェブウォッチ」というコーナーの日本語のところをY氏と一緒に担当している(ここ)。各種メディアサイトで、気になった記事をピックアップして編集部に送るという単純なものだが、それなりにニュース全般を眺めていなければならないので、らくちんというわけでもない。

Y氏はまっとう人なので、まともな記事は彼に任せて、私はちょっとアウトサイドな話を持ってくるようにしている。
最初はまだ笑えるネタも多かったけど、偽装五輪が明らかになったあたりから、笑えないことも増えてきた。

今日は、この記事を読んだ後に怒りがこみ上げてきた。
この国を永遠に去る前に見ておきたいもの 

スポーツライターの河崎三行氏によるコラムだが、彼の観たサッカーの試合では、中国の公式応援ボランティアが日本の相手国のアメリカを応援するように観客を煽っていたという。しかも指示されて。

週刊誌では、オグシオの二人に「殺せ」コールが浴びせられたとか、卓球の愛ちゃんの試合でわざとフラッシュがたかれたとか、ブーイングだけではなくいろんな話が伝えられている。柔道の試合では席がガラガラなのに、日本人の応援団がなかなかチケットを買えなかったといった話もある。

考えてみれば、日本で行われるバレーの試合での「そーれ」とか「ニッポン、チャチャチャ」も醜く見えるけど、まだ自国の応援が過剰になるくらいだったら笑ってすませられる。
しかし、特定の国に対して汚く罵ったり、邪魔したりするオリンピック開催国が今まであっただろうか。
とても笑い話ですまされることではない。

欧米のメディアは、そんな仕打ちを受けていないから「中国応援団が煩い」ぐらいしか記事にならないけど、本来この愚行を報道すべき日本の大メディア、特にテレビや朝日・読売あたりの腰が引けてしまっているのは情けない。

長野での聖火リレーを見れば、今回のことはある程度予想できたわけで、やはり中国は民主主義国家でないばかりか国民の意識が非常に貧困であることが明らかになった。

ただ、一つ良いことを上げると、今回は中国のネット世論に動きがかなり見られる。
当局が削除しまくっていても、ネット上の意見を全部統率することは不可能であり、マイノリティの意見が表に出てきてしまう。そこには、中国人の意見として自国の不甲斐なさを嘆くものも結構ある。

この意見の多様性が見えたことは、今後中国がもしかしたら多少は民主的な国に変われるかもしれないという希望を起こさせてくれる。中国国民は「ネット」という言論の武器を持ち始めているのかもしれない

私は、ナショナリズムは必要だと思うし、それと同時に他国の文化や国民を尊重する意識がなければならないと思っているが、中国のナショナリズムと反日感情は、「自分たちが一番」という意識と歴史問題だけではない日本に対する「恨み」のようなヒステリックな感情だ。

これでは、世界の国々と対等につきあえるわけはない。
日本の右傾化(やっと真ん中に近づいているという見方もあるけど)に対し狂ったように反応をする中国こそ、自分たちの偏向したナショナリズムを意識しなければならないのではないだろうか。

これは決して他人事ではなく、このままいくと図体だけでかくなった隣国によって、日本が存亡の危機にさらされる危険性も考えなければならない。

貧しくても大人しく穏和に見えた隣人が、急に金持ちになってきて、糞尿は垂れ流すし、隣の土地を「これは私のものアルヨ」と言い始め、「そんなこと無いだろう」と言ってきた先住民には暴力をふるっているようなものだ。

こんな国でオリンピックを開いて良かったのだろうか。
そんな疑問も、長野の時と同じように、選手たちの美しく感動的な姿が忘れさせてしまう。
しかし、マスコミはせっかく記者を派遣しているのだから、今はタレントや変態アナウンサーのコメントを垂れ流していても、オリンピックが終わったら、きちんと統括して批判するべきことはしっかりと批判してほしい。

8.19火 ダイエット/ボーダータウン/iPhone2.0.2/遂にここまで来たCG

2008 年 8 月 20 日 Comments off

半蔵門

今日は暑かった(涙)
一時期よりは夜が過ごしやすくなったけど、せめて熱帯夜は勘弁してもらいたいなぁ。

午後は国分寺ネットで講習会。
いつもどおり楽しい講習会だった。
そんな中、市議の畑さんが痩せちゃってビックリ!
2月頭(たったかな?)の「新春の集い」で会ったときに「これから痩せます!」と言っていたのは覚えているけど、それから食事制限と骨盤ダイエットでなんと10キロもの減量に成功したとのこと。すばらしい!パチパチ!
講習会が終わってからダイエット話に花が咲きました(^^)

夜は、先日知り合った某新聞社のTさんからもらった映画試写会のチケットを持って九段会館へ。

ボーダータウン 報道されない殺人者 公式サイト

実話をもとにして作られた社会派サスペンス。ジェニファー・ロペス主演。
細かい説明は書かないので、是非公式サイトを見てください。

これは重かった。映画としては賛否両論あるかもしれないけど、私にはかなりの衝撃があり、観終わった後はものすごく険しい顔をしていたと思う。ジェニファー・ロペスは映画だけではなく、この問題にも関わったこともあって、迫真の演技だった。いくつか無理矢理感はあったけど、素晴らしい映画だと思う。とりあえず報道関係者は必見でしょう。 

 ・・・
iPhone のファームウエア・バージョンが2.0.2にアップ。
実は、前回の2.0.1の時、日本語入力がスムーズになったような気がしたけど、若干落ちにくくなったくらいで、あまり変わらなかった。「今度こそは!」と期待したけど、今のところ劇的に良くなった感じはせず・・・(涙)
2.1を待つしかないかなぁ。

・・・
いつものGIGAZINE経由のネタで、すごいのが紹介されたので、ここでも紹介します。

この動画
これが、なんとCG!
とうとうここまで来たか。

人間以外のものでは、相当なところまでCGで再現できているけど、人間でここまで凄いのは初めて。

以前、画像処理の専門家N氏に教えてもらったことで、「良くできたCG」の人間が気持ち悪いのは、表情に動きがないからであって、通常人間の顔というのはそれぞれのパーツが無関係と思われるような動きをしている。これが再現できないと、本当に人間らしい表情は表現できない。まさに、この動画では顔のパーツが本当の人間のように動いているわけで、ここまでくると、どうう見ても普通の人間にしか見えない新しい俳優を作り出すことも可能になりそう。

・・・
GIGAZINEついでに。
以前ちょっと紹介した、DVDを高画質化する技術を搭載した東芝のDVDプレイヤーが発売されるらしい。

技術名は「XDE

現行DVDのデータをハイビジョン化するにはデータが足りないわけで、独自のオーバーサンプリング技術で足りないデータを補完し、その他画質を向上させる技術も搭載し、 現行DVDをハイビジョンのように綺麗に見せる

まだ北米のみのアナウンスで、当然のことながらハイビジョン対応ディスプレイじゃないと意味がないので、私の家のようにブラウン管の古いテレビでは買っても宝の持ち腐れになるけど、日本で発売されるときも2万円以下になりそうだし、現行DVDソフトをたくさん持っている人は、一台買っておくと良いかも。

8.18月 そういえば、日本には「のび太」首相がいた。

2008 年 8 月 19 日 Comments off

なんだか久しぶりの更新みたいな感じ。

別に、更新できないほど忙しいとか、何かあるわけではなく、世間が夏休みだということや、夜中にオリンピックを観ていると、感情が高ぶってしまって、私のブログなんてどうでも良くなってしまうわけですよ(^^;

昨日は浜口京子選手と伊調馨選手が良い顔していたなぁ。浜口選手はアテネの時は同じ銅でも悔しそうな顔をしていたけど、今回の満面の笑みは、この4年間の苦しさを乗り越えたオリンピックが、アテネとは全く異なるものだったからなんでしょうね。

アホ面で金メダルだけを期待しているメタボおやじには、想像しえない世界なんだろうなぁ・・・と思いながら観ているメタボおやじ。

かといえば
棄権の英雄・劉翔に容赦なし、ネット上には「この脱走兵め」(Yahoo!-読売)

百十メートルハードルを棄権した劉翔選手が罵倒されているわけだけど、日本人はここまで代表選手を叩かないと言っても、目一杯持ち上げておいて落として踏みつける女性週刊誌やマスメディアと、それに引っ張られている国民を見ていると、日本も五十歩百歩だなと思う。

この劉翔選手は、中国の中でも“超”勝ち組の国家的英雄で、今回もわざわざ劉翔選手を多くの人が見られるように(チケットがたくさん売れるように?)、彼に合わせて大会スケジュールを組んでいたという話もあるので、まんまと乗せられた中国国民は怒り心頭でしょう。
さすがに競技そのものは、お得意のCGや替え玉にはできなかったようで。 

それにしても、最近は中国のネット世論が記事になるケースが多い
それだけ民主主義が発展してきたとも言えるけど、まだまだ国家による管理体制下に置かれているわけで、天安門のようにならないことを祈る。

ついでに読売の記事から。
ギョーザ事件、協力して早期に解明…日中外相が一致(読売オンライン) 

茶番。
オリンピック中はまずいから、終了後のほとぼりが冷めた頃に日中でコソコソっとまとめてしまおうという魂胆?

その時に、日本側ははっきりと抗議できるのか?

おそらく、高村外相は「ムニャムニャ」福田首相も「ムニャムニャ」。国民は「???」で、一ヶ月も経てば忘れてしまうということなんでしょう。

とにかく福田首相の決断力の無さは日本の男子サッカーが一勝も上げられないことよりも酷い。

<福田首相>臨時国会の召集日発言も後退 公明に押され(Yahoo!-毎日) 

結局、このに人には「政治的リーダーシップ」というやつが欠けているわけで、となると自分で解散もできないから、「ムニャムニャ」言いながら流れに任せていって、どうにもならないところまで来てから、すっとぼけながら麻生シフトを行うことになるのかな。

でも、朝日新聞ではこんな記事になっている。毎日の記事とは反対。
臨時国会、首相が早期召集に意欲 「必要な法律通す」(asahi.com) 

先日の世論調査を思い起こさせるちぐはぐさ。

福田康夫首相

福田康夫首相

これは、おそらく福田さんは早く始めたいけど公明党がグズグズ言っているので、「ムニャムニャ」感に拍車がかかっているのでしょう。それだけ、つかみ所のないことしか言えないわけだ。

 

自分からは何も決断できずに「どうしよう、ドラえもん!」と別のものに頼ってオタオタしている福田首相は、ますます「のび太」に見えてくる。

8.14木 iPodによるトレーニング革命/やっぱり麻生さんを首相にしたい読売新聞

2008 年 8 月 15 日 Comments off

昨日は、夕方から市が尾で打ち合わせを行い、たまプラーザでディナー(あのあたりはそんな感じv(^-^)v)だったので、そんなに酔っていなかったけど、女子バレーを見始めてしまい、更新できませんでした(^^;

今日は暑さでいつもより早く起きてしまい、半蔵門へ。

いつもは午前10時過ぎに有楽町に着き、ビックカメラの中を通っていくのに、10時前だとそのまま地下鉄に乗るので、どうも調子が出ない(T_T)

このブログをご覧の方で、「なんで毎日電気製品を見るのがそんなに楽しいの?アホちゃうか」と思う人もいるでしょう。でも、電気製品を見るだけで心が満たされる私のような人間もいるんですよ。結構多いと思うけどなぁ。
そうは言っても、アキバに行こうとは思わないけど。

今日はやっぱり北島。
金メダルが世界新記録でなかっただけで「残念」とか言われる選手って今までいませんでしたよね。「すごい」としか言いようがない。
野球は一息ついたし、体操や女子ソフトボールが検討している中で、柔道の不振が目立っている。鈴木桂治選手はその象徴のようになってしまった。日本柔道の衰退ってだいぶ前から言われているわけだから、4年後を目指して海外の「Judo」に引っ張られずに、一本勝ちに拘る「柔道」に戻すことを本気で考える必要があるのではないか・・・と、素人目に映るのである。

私的には、このニュースが面白かった。
フェンシング「銀」の太田、練習と研究で壁破った(読売オンライン)

日本のフェンシングの躍進は、日本フェンシング協会が行った強化合宿によるものが大きく、そのひとつとしてアップルジャパンの協力の下、選手とコーチに支給した150試合分の映像を入れたiPod Touchが貢献したらしい。

iPhoneを使っていると、iPod機能が付いていると言っても、私の場合音楽はほとんど聴かず、音声や映像のポッドキャストばかり聴いたり見たりしている。
ポッドキャストは日経ががんばっていて音声も映像も番組が多いし、毎日更新されるABCニュースとか、GABA英会話なども登録している。
英会話なんて今更勉強しようと思っているわけではないけど、電車内で見ているだけで勉強したような気になる。
高校の時にこれがあったら、私の人生も変わっていただろうに・・・(^^;

一種のハイテクトレーニングであり、今後受験勉強も変わるのではないか。
ということは、受験生をターゲットにしたポッドキャストが有料で出てくると、それはビジネスになりそうな気がする。有名進学塾監修とか。単語帳ではなく、ニンテンドーDSとかiPodを使いこなして受験勉強している学生も、そろそろ出てきているのでは?

・・・
もうひとつ。
なぜか、今頃出てきた記事。
「首相にふさわしい」トップは麻生さん25%…読売調査(読売オンライン) 

この調査は9、10日の世論調査なので、前のエントリーで取り上げた11日の記事と一緒にするべきだろうと思うけど、わざわざ小出しにしているような出し方はどうも変だ。

考えられる理由としては、夏休みに入って新人に記事を書かせているので間抜けなものが入ってきてしまうとか、政治ネタがこの時期極端に少なくなるので、過去のデータを引っ張り出してきているとか・・・そんなところかな。

でも、私の陰謀論に、この記事はピッタリはまってしまう。

読売は、やっぱり麻生さんを首相にしたいのだ。 「読売」イコール「せーかいのナベツネ」だろうけど。

私は、新聞が政治的に「公平」「中立」である必要はないと思っているし、できないと思うけど、世論調査を使った読売のようなやり方には、何か「嫌らしさ」を感じる。極端に言うと「世論調査を使って公平さを装った世論誘導」だ。

メディア・リテラシーなんていったところで、頭の良い人が出す記事の方が一枚も二枚も上手のことがあるわけで、購読者はどうやって真実を読み取っていかなければならないのか。

大学での課題がひとつできたかな。