8.29金 姫ご乱心で青ざめたのは誰か?
半蔵門
午後、友人が来社し、彼のシステムの相談に乗る。
やろうとしていることは立派だけど、最初からあまり風呂敷を広げずに、まずはシンプルにスタートした方が良い。これは何にでも言えて、「あれもこれも」と考えていると、いつまで経っても何もスタートできないことになってしまう。
最終的な目標はチョモランマ登頂であっても、まずは太郎山(ローカルですんません)をきっちり登ってみることだ。
「改革クラブ」のすったもんだは、意外な展開になった。
「姫様ご乱心」には、いろんな批判があるだろうけど、これは菅さんのお手柄。
この「1」は参議院の数から言うと小さい。しかし、今後の政局を考えると非常に大きい。
この騒動のポイントは、「改革クラブ」になんで荒井広幸、松下新平というオマケがくっついたか、にある。
このオマケは政党交付金がもらえる「5人」にするための「数」だ。
渡辺秀央&大江康弘は参院比例区だし、すでに造反し放題だから、どうしても今この時期に離党しなければならないということではない。
では、なんで新党結成となったのか。
ここからは推測だけど、二階俊博、麻生太郎の二人が民主党切り崩しを画策したとき、渡辺&大江を離党させるのは既定路線だとして、離党させてすぐに自民党というわけにはいかない。しかし無所属になると政党交付金も無くなる。
そこで、フラフラしている荒井&松下を加えた4人組にあと一人入れて政党交付金を受けられる政党にし、「反小沢」の新党を作って民主党に揺さぶりをかけ、小沢代表の求心力を低下させて、さらに分裂を加速させよう、ということだったのだろう。
そのためにどうしてもあと一人以上入れる必要があり、物色していたところ、スキャンダルでひとりぼっちになっていた姫がひっかかってしまった。
ということは、少なくとも二階氏は渡辺・大江両氏に対し、新党結成に関しての確約をしているはず。
「5人確実に揃うから、この時期に新党結成を発表しろ」ということである。
ところが、4人になってしまったことによって腰砕けとなった。姫井氏にしてみれば、振り込め詐欺にひっかかる直前で銀行員に呼び止められたようなものだ。
そもそも民主党をさらに分裂させるためのきっかけにするはずの新党結成が、ただの「会派」程度の意味しか無くなってしまったことによって、総選挙前に民主党が分裂する可能性は一気にゼロに近づいた。
当然、渡辺・大江コンビは焦っただろうけど、もっと焦ったのは二階俊博氏。
自分の工作が失敗したわけで、草むらにワナを作って、「ウッシッシ」とニヤけながら歩いてきたら肥だめにハマったようなものだ(例えばっか・・・(^^;
「第2弾がある」などと息巻いていたのも、空回りで終わってしまいそうな状況になってきた。
でも、これでは終わらないでしょう。
二階氏以外の人物も切り崩し工作を進めているはず。
なんとか選挙前に仕掛けたいところだろうけど、動きの鈍い平沼新党などと相まって、臨時国会に向けた場外乱闘は続く。
・・・
さて、火がついた太田誠一氏。
予定どおり釈明会見を行って、福田首相や町村官房長官はこれで幕引きを狙いたいところだけど、今回は隣人で経済の専門家である池田氏が、ネット上できちんと問題点を提示している。
野党やマスコミがここでウヤムヤにしてしまうと、今後同様の事件が起こったときに同じように処理されてしまう。
ここは、執念深く攻め込んでいくべきだ。
しかし、明らかにクロであっても、完全な矛盾点や証拠を突きつけられない場合は、腰砕けに終わってしまう。永田メールの二の舞だ。
やるのであれば、今の政治資金規制法の範囲で追い込めるかどうかの判断をして、しっかりした戦略のもと、確実に追い込まなければ意味がない。
「見えない真実」を明らかにできなければ、「見える事実」が「真実」となってしまうのだから。







最新コメント