8.12火 一週間で内閣支持率が41%から28%に下がったのに、小さい扱いの読売新聞
早朝、ちょっとしたトラブルがあったけど、あっさりと解決して半蔵門へ。
溜まっている仕事を片付けながら、割り込み処理など。
かなり興味深いことがいろいろあるので紹介したいのだけれど、時間がない(涙)
とりあえず、その中の一つ。
「ザ・選挙」に「なぜ福田改造内閣の世論調査結果はバラついたのか」という分析記事が掲載されていた。
政治学者で東京大准教授の菅原琢氏によるもので、こう結論づけている。
「福田改造内閣をめぐる内閣支持率調査のバラツキは、普段と異なる質問文を採用したことによって発生したと結論付けることができる」
ここの「普段と異なる質問文」とは「内閣改造」を文中に入れることで、このキーワードが入っている調査は、軒並み支持率が上がり、全く前回調査と変わらない設問文の朝日は支持率に変化がなかったということだ。
設問内容によって結果が異なるというのは私も指摘しているし、一般論として広く知られていることでもあり、実例も取り上げたこの分析は的を射ていると言える。
そして読売の調査に対し、前回と異なる方式であるために単純に比較できないことを前提としているにも関わらず、見出しが【内閣支持41%に好転】と比較してしまっているのはおかしい、としている。
まさにその通りだと思う。
ただ、菅原氏の分析はここまでで、なぜ読売が前回と異なる設問で調査を行っているのに、単純に比較してしまったのか、の点についての考察が「おそらく記者や担当者の連携不足や知識、注意の不足」だけで終わってしまっている。そして、新聞社の政治的スタンスによる「意図」を指摘することは「大抵は間違いである」と主張している。
私も公の所に書くときは陰謀論などは書かないけど、個人のブログなので、少し突っ走ってみたい。
読売新聞は、この週末(9,10日)にも世論調査を行った。
今回は面接調査で、前回の電話調査(RDD方式)とは異なるため、本来比較の対象になるのは前々回(7月12、13日)ということになる。
しかし、記事を見ると突っ込みどころ満載だ。
まず、前回の面接調査からは1.7ポイント増だけど、改造直後の電話調査から下がってしまったから「“改造効果”は一時的だった」と結論づけている。
大丈夫だろうか?読売新聞。
しかも、その後は「単純に比較できないものの」と言いつつ、しっかり比較して勝手に理由をつけている。
そして笑えるのは、「次の衆院選の比例代表選で投票したい政党」の質問(これは前回の面接調査との比較)で、自民党が民主党を上回り、「衆院選後の望ましい政権」でも自民党が民主党を上回ったことについて、「内閣改造と連動した自民党役員人事で麻生幹事長が起用されたことなどが期待を押し上げたようだ」と結論づけたこと。
すごいなぁ。これが事実なら、自民党が有利に戦うためにはすぐにでも解散しなきゃ。
こんな分析だったら何とでも言えるでしょう。
これだけ見ていると、確かに菅原氏の主張通り「記者や担当者の連携不足や知識、注意の不足」だと言えそう。
しかし、さらに私の「陰謀論」を付け加えるのであれば・・・
前回の電話調査のタイトルが
内閣支持41%に好転、「麻生幹事長」評価66%
だったのに対し、今回は上がったとも下がったとも書いていない上に、「物価対策を評価しない」ことをタイトルに入れている。
物価対策なんて、価格が下がっていないんだから、聞かれたら対策の内容を知らなくても、「評価しない」となっちゃうでしょう。
読売のように無茶な推測が許されるのであれば、やはり前回は麻生幹事長が評価されたことを主張する意図があり、今回は「福田ダウンでも麻生アップ」を印象づけたい意図があるように思える。やっぱり考えすぎかなぁ。
そもそも麻生人気なんてマスコミが作っているわけで、一部のアニメオタクを除いて、政策や理念が支持されているわけじゃないでしょう。キャラだけでウケているDAIGOみたいなものでしょう。
考えてみると、ナベツネを金正日に例えれば、読売新聞という帝国はジャーナリズム界の北朝鮮(言い過ぎかな)とも言えるわけで、昨年の小沢代表辞任事件の時の読売記者の態度を見ていると、すべてナベツネの意のままに動いているようにも見えるので、あながち、この陰謀論も間違っていないかもしれない。
でも、多少なりともこんなことがあったら、公称一千万購読者は洗脳されようとしていることになってしまう。これは怖いですよ。
読売関係者の誰か、「そんなことないよ」と否定してくれないかなぁ。