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11.14金 次は「高速道路1000円」 ETC購入費用の補助で国民の金をたらい回しにする愚

2008 年 11 月 15 日 Comments off

「BS熱中夜話」(NHK)でクイーンを取り上げていたのを偶然見てしまったら、ついつい見入ってこんな時間になってしまった(^^;
今晩は早く寝ようっと・・・と言ったものの、また長文になってしまいました(-_-;

午前中、歯医者に行った。
私は、下の真ん中3本が差し歯で、ここに歯石が溜まりやすく、年に1回は掃除しないと気持ち悪くなってしまう。
レントゲンを撮ったら、大きな歯肉炎や膿の袋があることがわかったので、しばらく通うことになるかな(涙)

今日は、昨日のトラブルからの続き。

たまたま夜予定していた打ち合わせが中止になったので、気がついたことをいくつか片付ける。

・・・
定額給付金に関しては、もう黙っていてもトラブル満載となるのは目に見えていて、次に来るのは「高速道路1000円」か。

こっちの方が突っ込みどころが多そう。

ETCだけに限定している理由が、天下り企業の「財団法人道路システム高度化推進機構」のためではないかということは以前書いた
安くなるということでいうと、「高速道路無料化」の民主党案とベクトルが同じようにも見えるが、 「高速道路1000円」は、ETCを普及させて「道路システム高度化推進機構」を守るためだということで考えるとわかりやすい。

民主党の無料化は、「完全無料化」ではないので、ETCや料金所が全部必要なくなるわけではない。
しかし、おそらく莫大な費用をかけて推進しているETCは、相当打撃を受けるだろう。これはこれで問題だ。
でも国民からみたら、そんなこと「知ったこっちゃ無い」なのである。

ETCとその関連団体を守るために、もしくは「せっかく買ったETCを捨てるのがもったいないから」無料化しないというのであれば馬鹿げた話だ。2011年でアナログテレビがゴミになるのは良くて、高速道路無料化でETC利用が減るのはもったいないという筋は通らない。

それにしても、この政策には笑うよりも呆れてしまう。

ETC購入費を助成 国交省方針(産経MSN)

金子一義国土交通相は、わかりやすいというかなんというか。

財源には、平成25年度をめどに解散が決まっている財団法人「高速道路交流推進財団」の保有資産の中から充てる考え。

金子一義国交相

金子一義国交相

あの・・・解散が決まった財団は、ムダだから解散するわけでしょう。
その財団の保有資産といったって、元を正せば税金が入っている。それをETC購入の補助に充てて、ETC購入者が増えれば 「財団法人道路システム高度化推進機構」が儲かる。要は「高速道路交流推進財団」の金を一部「財団法人道路システム高度化推進機構」に移し替えるようなものだ。名前も紛らわしい。

うまい・・・パチパチ。こうやって国民の税金を食い物にしていくわけですね。
ある意味、麻生内閣というのは、無駄遣いをわかりやすくしてくれている内閣だとも言えそう。

さすが、マンガ内閣。 

また、この話は長距離ばかりが取り上げられているけど、1000円以下の利用だって多い。
私は穂高にいた頃、急ぐときは豊科ー松本を高速で往復したが、確か500円ぐらいだったと思う。

政府・与党案によると、1000円以下の区間は実費ということらしいが、どうせETCだけにするのであれば、半額にしてしまえば良いのではないだろうか。
ETC利用の平均金額は約2000円ということで、 今回の1000円化によって、単純に考えて「半額」になると言えるわけで、それなら1000円以下は半額にしてしまえばいい。もっといえば、2000円以下を半額にする。つまり、通常料金の2000円までは半額で増えていき、2000円を超えると1000円で打ち止めとなる

これだったら、短距離ユーザーにもメリットはあるでしょう。

もう一つ。普通車しか対象になっていないが、これもおかしい。レジャーは良くて流通はダメだということになると、流通経費削減によるメリットは無く、トラックやダンプカーが一般道を走ることによる危険などはそのまま残る

これも、定額給付金と同じように、詳細の部分で二転三転しそうな感じだ。

なんでこうなるのか。
そもそもこれらは「国民の生活」を第一に考えられていないことに原因がある

定額給付金は、信者に金をばらまくことが第一の目的であり、高速道路1000円は、ETC普及が第一の目的となってしまっている

基本スタンスがこんなところにある上に、期待される効果が「票」だから、実施時期に無理が生じ、検討は中途半端で丸投げされ、結局いい加減な政策しか出てこない。

たぶん、高速道路1000円も、「ETC以外も対象にすべきだ」「大型貨物車も対象にすべきだ」「1000円以下の利用者にもメリットが欲しい」と、いろんな異論(シャレじゃないっす)が噴出して二転三転するのではないか。

とんだ、茶番内閣だ。

あ、そうか(これもシャレじゃないっす)、そもそも茶番の福田辞任〜総裁選から誕生した内閣だから、茶番でもいいのか(^^;

10.30木 高速道路1000円は、天下り企業「道路システム高度化推進機構」のための政策だ

2008 年 10 月 31 日 Comments off

午後はゼミ。

いつもの時事解説のなかで、政府の経済政策に触れ、 「高速道路1000円は、休日の地方限定とはいえ多少効果あるかもね」と生徒に説明したが、後でとんだからくりが判明。来週訂正しなくちゃ(-_-;。

夕方から菅直人さん主催のセミナーを見に行く。
これは、菅さんが今度出版する本の記念パーティーのイベントで、政治資金パーティーなので本来私は参加しないのだけれど、私のことを知らない秘書が案内を出したようで、その秘書から何度も電話をもらっちゃったので行ってきた。

というのは表向きの理由で、実はセミナーのパネリストに興味があった。

 

セミナー会場のようす

セミナー会場のようす

コーディネーターはおなじみ宮台真司氏、パネリストは元鳥取県知事の片山善博氏、外務省のラスプーチン佐藤優氏そして菅直人氏。面白そうな面子でしょ(^^)。ちなみに司会は急遽頼まれたという大河原雅子さん。なかなか堂々としていましたよ(^^)

 

実は佐藤優氏がお目当てだった。
彼の外務省裏話をポッドキャストで何度か聞いて、とても面白かったので、実際はどういう人か見に行ったのだ。

この異色の4人による対談(というより主張大会みたいだったけど)が非常に面白く、あっという間に90分が過ぎてしまった。

この中で、もちろん宮台さんの包み込むような解説や佐藤優氏の暴露話も面白かったけど、一番気になったのが片山元知事の話。

ちょうど、麻生さんが同時刻に発表した新総合経済対策の目玉のうちの一つ、「高速道路1000円」に触れて、「これはETC利用者のみなんですね。そうなると休日に遠出する人はみんなETCを装備しろということになる。これを推進しているところはどこか。道路システムなんたらという財団法人で、ここは天下り企業なんです」と解説した。

で、ちょっと調べてみると、現時点で「ETCのみ」を記事にしているのは産経と毎日のみ。産経なんて「対象が自動料金収受システム(ETC)利用者に限られるという難点もあるが、高速道路の利用を促し、観光地を持つ地域経済への経済効果を与えそうだ」なんて書いている。

確かに多少の効果は見込めるかもしれないが、ETCのみということであれば、サンデードライバーにもETC購入を強要するような感じになる。だって、ETC利用とそうでない料金の差がありすぎる。

そして、ETC普及を推進している財団法人の正式名称は「財団法人道路システム高度化推進機構」。

「道路システム高度化推進機構 天下り」で検索すると、まあ出るわ出るわ。

単純に考えて、なんでETCのみなのか?
1000円だけ徴収すれば良いわけだから、ETC以外の利用者だって1000円だけ取れば良いはず。

見方を変えると、高速道路を無料化すると、ETC利用率が著しく減るかもしくはゼロになる。

そうなると困るのは・・・

道路システム高度化推進機構

なるほど。

財政支出の財源で「赤字国債に依存しない」というのもカラクリがあるようだし、いったい麻生さんはどっちを向いて金融対策をやろうとしているのか。定額給付金も、6000億円投じて2000億円の効果しかなかった、公明党世紀の愚作「地域振興券」の二の舞だし。

こんな内容で「3年後に消費税を上げる」と言われて、一部では「よくぞ言いにくいことを言った」などと評価する声もあるようだけど、お人好しすぎない?

あたしゃ、やだね。