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‘事業仕分け’ タグのついている投稿

12.2水 いままでこの国では、適正価格の予算というものが考えられたことが無かったのだろうか。

2009 年 12 月 3 日 コメント 2 件

あらら、前回の更新から一週間。しかも、もう師走だあ。

本当はツイッター並の短さでもいいんだけど、それじゃ「ツイッターでいいじゃん」ということになるので、これからしばらくは頻度と量が減りそう。でも、ゼミの材料にもするので、なるべく数だけは減らさないようにします。

・・・
さて、日本の頭脳が、あまりお利口でないと分かってしまうくらいだから、スポーツ選手ともなれば、某勢力からすればこんなこと言わせるのは簡単なのかもしれない。

事業仕分けにメダリスト「NO!」(スポーツ報知)

政府による「事業仕分け」で、日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化事業への国庫補助金約27億円を含む約33億円が縮減対象となったことを受け、フェンシングの太田雄貴(24)=森永製菓=らオリンピアン11人が1日、都内で共同会見を行い、「強化費縮減反対」を訴えた。

その中で、

アーチェリーの山本博(47)=日体大女短大教=は「選考会を通るたびに家内に自己負担金の振り込み用紙を見せて頭を下げている。もう一度、形のない財産との向き合い方を考えてほしい」

単純な疑問として、この33億円があれば山本氏の自己負担金は無くなるのだろうか?選考会に通って、女房に頭を下げるなんていうのは、別の問題があるのではないか。

もっと単純な疑問として、いったいいくらあれば、マイナースポーツにまで十分な支援が行き渡るのだろうか?

競泳の入江陵介(19)=近大=は「ロンドン五輪やその先に取れるはずのメダルも取れなくなるかも」

逆に言うと、この33億円があれば、取れるはずのメダルはちゃんと取れるのか?

ほとんどすべての事業に言えることだろうけれど、「毎年貰っていた」「貰えるはず」の予算がつかなくなるということで慌てるのはわかる。しかし、その予算がいったいどこに消えていくのか、ひな壇に並んだ学者やスポーツ選手は、わかっているのだろうか。

そして、そもそもいくらあったら目的が達成されるのか

今回のスポーツ選手強化費用であれば、33億円などということではなく、100億とか200億とかが本当は必要なのかもしれない。

今回の概算要求は、本当に必要な額を考えているのだろうか。「これくらいのところで」とどこかの誰かが適当なさじ加減で決めているだけではないのか。しかも、中抜きされてしまっていると、さらに大幅に引かれた残りが現場に下りてくるので、先の山本氏のように、いくらもらっても、女房に頭を下げることになってしまうのだ。

なんだか疑問ばかり。

そりゃあ、予算は多い方が良いに決まっている。
しかし、「昨年がこれくらいだったから、今年はこんな感じで」とか「こっちを増やすから、こっちを減らす」とかの金額ありきのバランスで決めるものではなく、本来は「この金額が必要なんだけど、企業・団体、自治体や寄付などではこれくらいが限度なので、国の補助がこれだけ欲しい」と要求しないと、必要なところにお金がいくまでに途中でダラダラ漏れてしまうだろう。

一端白紙にし、天下り財団にジャブジャブつぎ込む国民の金を取り戻して、本来必要なところに適正な価格の予算を付けることが必要なのではないだろうか。

科学者たちも、スポーツ選手も、怒りの矛先を向けるべき相手は事業仕分けの担当者ではなく、今まで自分たちためになるはずの研究費や強化費用を、私利私欲のために懐に入れてきた、本当の悪人たちだ。

今まで暗闇の中で蠢いていたその外道どもを、やっと国民が見える所に引きずり出すきっかけを作っただけでも仕分けの意義があり、それを感じているからこそ、国民の支持が高いのだと思う。

何が問われているかわからなければ、わかるまで毎年やれば良い。

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11.26木 Wordpressが「ベストオープンソース CMS アウォード」受賞

2009 年 11 月 27 日 Comments off

タイトルだけだと、多くの人が「何のこっちゃ?」でしょうね。

解説の前に。

今日は、実質的なゼミの最終講義。
来週はゲストの話を聞くことになっていて、再来週は議員会館。翌週のゼミの発表会を持って実質終了となり、年明けに1回あるけど、ここでは総括することになるので、講義としては最終回と言っても良いかな。

内容の半分以上は「事業仕分け」だった。

振り返ってみると、今年の4月は、まだ麻生政権。
自民党がフラフラになりながら、なんとか延命を図っていた時期。
私の授業は、「今年の総選挙は、歴史的な選挙になる」といったセリフが何度も出てきた。

そして総選挙で政権交代。

歴史は変わり、その結果として「ムダ減らし」のための「事業仕分け」が始まり、徹底的に情報のオープン化が行われている。今年はネタに困らず、本来のゼミの目的を忘れてしまうほど政治の世界は動いている。

やってみれば、いろいろな問題点も出てくる。
でも、やってみることが大事。
千里の道も一歩から。
まず一歩を踏み出さなければ何も始まらないのだ。

そして、私自身は10月の長野市長選を通じて、民主党、特に地方組織に対してかなり大きな不安を感じることとなった。

来年の参院選は、インターネットが使えるようになる可能性も高く、今回の総選挙ほど民主党に風が吹くとは思えないので、かなり混乱した選挙になるのではないだろうか。
しかし、そうは言っても民主党離れした票を受け入れられる政党が無い。
自民党は解体状態だし、1回解党的な出直しをしないと再度政権は取れない。公明、社民、共産、みんなダメ。

そうなると、「みんなの党」かな。でもまだまだ「渡辺善美党」的なイメージが強いので、参院選までにどれだけ体力を付けて多彩な顔を揃えられるかが勝負にりそう。

やはりそう考えると、自民党が「健全な野党(笑)」として力を付けないと、つまらない選挙になってしまいそうだ。

私としては、参院選も大事だけど、翌年2011年にある統一地方選挙が非常に重要になってくる。
政権交代後初めての統一地方選で(まさか政権が戻っていないよなあ・・・)、インターネットを駆使できる可能性が高いからだ。ここで一気に地方議会を変えてしまわないと、自治体によっては手遅れになってしまう。
どこまでできるか。そのころにはインターネットの世界もまた新しい何かが生まれているだろうし。

・・・
さて、ちょっと時間が無いので(その割には「エレアコ買った」などとはしゃいでいるけど(^^;)、タイトルについて。

wordpressこのブログで使っているWordpressというオープンソースのブログシステムが、「2009年オープソース CMS アウォード」で大賞とも言える「ベストオープンソース CMS アウォード」を受賞した

ちなみに、CMSというのは以前も説明したけど、「Contents Management System」の略で、データベースを用いて、写真や文章などのデータを保管・管理し、表示の際に構築して表示させるソフトウェアのこと。

もともと、私は2002年にこの先駆けとなる「ネット参謀」を開発して、現在もメンテナンスしながらバージョンアップを続けている。そして最近はXOOPSやWordpressでサイトを制作することも多く、特にブログ主体のシステムであれば、ほとんどWordpressで足りていたので、非常に嬉しい。

今後も、汎用的なCMSシステムとしては「Wordpress」。求める機能によっては「XOOPS」もしくは「Drupal」。特定の職種や政治家向けには「ネット参謀」などのシステムを使い分けていこうと思う。

他にも気になるものはあるので全部試してみたいけど、まずは目の前のものを使いこなすこと。それが出来なければつまみ食いで終わってしまう。

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11.16月 仕分け作業に対する文科省の「ご意見募集」は、そのまますなおに受け取れないような違和感を感じる。

2009 年 11 月 17 日 Comments off

まずいまずい。

抱えている仕事の一つがかなり困難な状況になってきてしまった。
新人アーテイストのライブイベントを見に行ったり、鼻毛を抜いて「二本抜いたら二本とも白髪だった」などと憂えている場合ではない。

今日は、某シンクタンクから「インターネットと政治・選挙」に関してインタビューを受けた。日本における政治や選挙へのインターネット利用は、アメリカや韓国のようにはいかないということや、これから行われるインターネット解禁から将来の選挙・政治利用について、普段考えていることをダーッと2時間程話し続けた。そのうち20%程度は『電網参謀』に書いてあったことなので、「読んで欲しいなあ」と思ったけど、小心者の私は言えませんでした(^^;

そんなこんなで事業仕分けのライブ中継も全く見ることができなかった(涙)。
いろいろと新しい出来事も起きているようで、文科省がパブコメの募集を始めたようだ(正確にはパブリックコメントという表現はふさわしくないかもしれないけど)。

行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください(文科省)

ツイッター上を見ると歓迎の意見が多いようで、私も悪いことではないと思うけど、ちょっと否定的に見てしまう部分もある。

まずは、集まった意見をどうするか書いていない点。
「多くの国民の皆様の声を予算編成に生かしていく観点から」としか書いていない。公開するのかしないのか。公開するとしたらどこに、どのような形で。

おそらく、ひとつひとつの事業に寄せられる意見は、当事者サイドに立ったものが多いでしょう。関係者が多いかもしれない。
個々の事業に関係ない国民からすると、それぞれの事業にコメントするのは、かなり敷居が高いからだ。

そうなると、既得権益を失いたくない人からすれば、なんとか予算を付けてもらいたいわけだから、「この事業は必要なのだから、予算を削るのはおかしい」というコメントになる。

それでは「多くの国民の皆様の声を」 ということにはならないのではないだろうか。

いったい、文科省は何をしたいのだろうか?

また、こういった動きを見ていると、今の仕分け作業が、「政府側民主党」と「国会側民主党」とのバトルにも見える。

鈴木寛、中川正春・高井美穂、 後藤斎といった担当副大臣・政務官が、仕分け結果と同じ結論を持っていれば整合性は付くけど、予算を削減されたくない文科省側の主張を代弁するようなことがあれば、政権与党内で“ねじれ”現象が発生することになる。

三権分立だと言っても、事業仕分けは議会がやっているわけではなく、建前上は今まで密室で行われていた予算策定作業を公にしている、というものなので、その中で民主党議員同士が対立するという変な構図になっている。

民主党政権での取り組み。一年間は試行錯誤だと思うが、その試行錯誤が予算のムダを徹底的に省いていく結果になるように、国民の側も建設的な意見と、自らの行動によって参加していく必要がありそうだ。

もう一つ。電源問題がある。

先日紹介したそらのさんのライブ中継で、初日は会場の電源が使えたものの、翌日は使えなくなり、今度はそらのさんだけが使えるようになったら、あるところからクレームが付いて使えなくなってしまったというものだ。

「会場は公共のものなので、勝手にコンセントを使えない」ということであれば、そういった規約があるはずだ。テレビ局は膨大な電源が必要なので、自前の電源を持ってきているのは当然のことであり、「そらのさんだけずるい」ということであれば、初日から自前の電源にさせるべきだったろう。

今になって使用を不可とするのは、反響の大きさを快く思わない一部の力が働いたのではないか。

それで貸してもらえないということになってしまうのであれば、自前で持ち込んででも中継を成し遂げてやろうじゃないの、と私は思ってしまう(私が撮影するわけじゃないけど)。

本当は、第1グループ、第2グループも公式のものではなく、ツイッターと連動した独自のライブ中継が欲しいところだけど今回は無理なので、第3グループだけでも中継をやり通す意義はあると思う。

全部終わったときに、ネット上の反応、マスコミの報道、そして民意(支持率等)がどのように変化するのか、しっかりと見届けたい。

11.13金 事業仕分け3日目。「二重構造だと指摘されました」と問題の本質を分かっていた毛利衛さんに対し、ツイッター内で十分な議論が出来る可能性は無い。

2009 年 11 月 14 日 コメント 2 件

途中と最後の部分を加筆しました(14日13時22分)

一昨日のエントリーでは、ライブ中継+ツイッターの可能性を絶賛したのに、今日は失望を感じる結果となってしまった。もう少しまともだと思っていたんだけど。

経理の打ち合わせが終わって「ながらライブ」のようなことをやり始めると、やはり仕事の効率が落ちてしまう(涙)。さらに「小飼弾さんと開発の山路さんのダダ漏れインタビュー」を見ながら、第2ワーキンググループの事業仕分けをライブで聞いていると頭の中がいっぱいいっぱいになってしまう。でも面白いけど。

インタビューが終わって、引き続き第2ワーキンググループの映像を見ながら、ツイッターで第3グループのハッシュタグをクリックしてみると、あれ?なんだか不穏な空気。

丁々発止のやりとりと並行して、予算が削られることへの批判から、仕分け人へのキツい批判が多くなっている、いわば「炎上」状態だ。

「もう論文を書く気がない」「求職活動を始める」などはまだ可愛いもので、外国人参政権を取り上げたり、中には「最悪のシナリオでは日本は滅びる」といったものまであり、軽い集団ヒステリー状態になっていた。

そんな中、元宇宙飛行士で日本科学未来館館長の毛利衛さんが、日本科学未来館を運営する科学技術広報財団への助成金を要求する側として登場してから空気は一変した。
とにかく仕分け人からの質問に対する回答が早くて的確だ。そして自分の主張や夢も盛り込んでいく。

ツイッター上には「毛利さん、すげー」「毛利さんかっけー」などと言った簡単なものから、プレゼンの上手さを評するものなども登場し、騒然とした雰囲気になった。

ただ、聞いていると、日本科学未来館について第三者に評価してもらった時に、「二重構造を指摘された」と毛利さんは答えた。毛利さん自身、何が問題なのか実はわかっているように思えた。それは、事業仕分けが終わってから出された、以下のコメントに現されている。

行政刷新会議ワーキンググループ「事業仕分け」の結果について

11月13日に開催された政府の行政刷新会議ワーキンググループ「事業仕分け」の結果、日本科学未来館は「予算の縮減努力をおこなう。条件として、運営業務を担っている科学技術広報財団を見直す。」ということになりました。これは、科学技術広報財団自体に問題があるのではなく、日本科学未来館の中の二重構造自体に問題があるということです。これを期に、一体的な組織として活動できるよう努力してまいります。

日本科学未来館 館長 毛利衛(日本科学未来館サイトより

そう。結果は「予算の縮減努力をおこなう。条件として、運営業務を担っている科学技術広報財団を見直す」なのだ。
ところが、結果をちゃんと聞いていないのか、聞いていても頭に血が上ってしまっているのか、「未来館廃止」のコメントがどんどん入ってくる。

仕分け人のいったい何人が「未来館は廃止」などと言ったのか?

こうなると、別にツイッターでなくとも議論にはならない。「予算が削られる」と思った瞬間に思考が停止してしまって、税金がどのように使われていて、それは妥当なのかというところまで考えが行かなくなるのだ。

たとえば、財団を大幅にリストラして、余った資金と人事権を毛利さんに与えたら、未来館は今よりもっと良くなるのではないか。

おそらく今までは、密室で決められた財団の予算を有効活用するわけでなく、毛利さんのパーソナリティと経営努力によって毎年伸びてきたのだと思う。

であれば、今まで隠されていたお金の流れを明らかにし、途中搾取を無くすことにより、我々の税金をさらに日本の科学技術振興に役立てていくチャンスが来たとは考えられないだろうか。

スーパーコンピューター(スパコン)にしても、世界に誇る富士通、日立、NECの大型コンピューターメーカーのうち、すでに経営上の理由で日立とNECが撤退したところに、今までと同じように予算を注ぎ込んで、本当に世界最高のスパコンを作ることができるのだろうか。現在でも国産品ではないスパコンを使用している分野があるのに、無理して国産でいくことの意味はなんだ?スパコンは海外製にしておいて、研究にお金を投じるといった発想はだめなのだろうか?
個人的にはBTRONも守れなかった日本に何が「国産スーパーコンピューターだ」と言いたい。

さらに、今回「仕分けられる」方の財団関係者や官僚たちは、事業仕分けが始まってから丸二日間あったのに、仕分け人の質問や進め方を予測して、あらかじめ論破できるだけの準備をしてこなかったのか?もし、毛利さんが何らかの理由で会場に来られなかったら、いったいどうなっていたのだろう?

ああ、だめだ。眠くて起きていられない。

最後のまとめは、起きてから書きます。

というわけで続きです。

今回の仕分け程度の結果を見て、「もう日本の研究開発は終わりだ」などと嘆き、仕分け人を攻撃する風潮が出てくるのであれば、そんな研究開発は辞めてしまえ、と言いたい。

なぜ、この仕分け作業があるのか。公開されることにより何が明らかになっているのか。今回の仕分け対象になった事業の予算が縮小・廃止されることにより、どのような影響が日本の研究開発全体に及ぼされるのか。そして、解決策は何か。

その程度のことを考えられない技術者や研究者、そしてその卵たちに日本の将来を任せるほど、日本は余裕を持ち合わせてはいないのだ。

11.11水 行政史上画期的な出来事だった『事業仕分け』。メディアにおいても、一つの大きな出来事があった。

2009 年 11 月 12 日 Comments off

最近更新頻度が落ちているのは、単に忙しいと言うこともあるけど、ツイッター疲れというのもあるかもしれませんね。

・・・
さて、今日は非常に興味深いものを見せてもらった一日だった。
なんだか、ここ一ヶ月は、泣いたり感動したりヘロヘロになったり、毎日脳みそがジェットコースターに乗っている感じ(物書きだったら、もうちょっと気の利いた表現をするんだろうなあ)。

今日は昼前に、最近おつきあいいただいている@muratanobuyukiさんのつぶやきを見て、「おお、今日から事業仕分けか」と紹介されていたネット中継のサイトを見て唖然。

事業仕分け自身の迫力がかなりあったこともあり、@soranoさんによるUSTREAMを使ったライブ中継+ツイッターの臨場感はすごかった。
ちょうど前夜から、死体遺棄容疑でしかない市橋容疑者に群がる無意味な報道陣の映像を、嫌と言うほど見せられてうんざりしていた。それもあって、事業仕分けのライブ配信では、メディアとしての斬新さと「これは日本の行政史上画期的なことだ」との思いが交錯し、一人で興奮しながら映像に見入ってしまった。

午後、朝日新聞社の3名に仲介役の私の友人Sさんを加えた4人が来社。
相談というか懇談的なものだったけど、話題がインターネットだったので、そらのさん配信の映像を見てもらったところ、4人とも非常に興味を持ったようだった。

その中の一人、朝日新聞編集委員の一色清氏は、『報道ステーション』でちょうどこの時のことをコメントした。古館さんはピンと来なかったかもしれない。でも、この感覚は実際にあの映像とツイッターのタイムラインを見た人じゃないと実感として掴めないんじゃないかな。

ライブ中継は、行政刷新会議のサイトでも流していた(これはこれで素晴らしい!フルゲンさん頑張った)ようだけど、やはり臨場感と迫力で言えばそらのさんの中継に優るものは無かった。夜のニュースでも、やはりこの迫力は出せていなかった。

この「そらの」さん。郵政選挙の時の泉あいさんを思い出させる。

若い女性が、一人でデジタルガジェットを持ってどこにでも突っ込んでいく。
泉さんは、ただのブロガーだったのに、各政党の党首・幹部クラスに次々と単独インタビューを申し込んで実現させた。今は元気かなあ。

そらのさんも、どこにでも飛び込んでいく。そしてライブ配信をしてしまう。

「お金がない」というのも二人に共通しているようだ(^^;。つまり、営利目的ではなく、個人的興味?と社会的責任?と自己実現?・・・良くわからないけど。
これこそ本人にこちらがインタビューしたいくらい。おそらくそういった話もすでに来ていることでしょう。

この事業仕分けは「完全公開」であり、一般市民が傍聴することができる。
公式サイトでのライブ配信もあったけど、そらのさんのライブ配信は、これこそ最先端の市民記者であり、私は「市民ジャーナリズムもここまで来たか」と感慨にふけるのである。

本当は、JanJanで記事に動画を入れられるようにしたときも、ライブではないにしてもこういった市民記者+映像のスタイルは想定していた。でも出来なかった。それはきっと、そらのさんのような人物が登場しなかったからでしょうね。

まだ事業仕分けは続くので、このライブ配信も続くようだ(資金は大丈夫なんだろうか?)。

事業仕分けは、仕分ける方も仕分けられる方も、かなりきつい精神状態の中で業務を進めていくことになり、冷徹にも映像はそれをそのまま流し続ける。それをそのまま国民が編集無しで知ることの出来るメリットは限りなく大きい。

事業仕分けのあとも、おそらくそらのさんは注目されるでしょう。
たまたま今日、朝日新聞の3人と、夕方にメール配信の件で打ち合わせした勝谷誠彦氏に、そらのさんを紹介した(と言っても私も面識無いんだけど(^^;)ことは、偶然ではなく必然であったと思いたい。