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10.30木 高速道路1000円は、天下り企業「道路システム高度化推進機構」のための政策だ

2008 年 10 月 31 日 Comments off

午後はゼミ。

いつもの時事解説のなかで、政府の経済政策に触れ、 「高速道路1000円は、休日の地方限定とはいえ多少効果あるかもね」と生徒に説明したが、後でとんだからくりが判明。来週訂正しなくちゃ(-_-;。

夕方から菅直人さん主催のセミナーを見に行く。
これは、菅さんが今度出版する本の記念パーティーのイベントで、政治資金パーティーなので本来私は参加しないのだけれど、私のことを知らない秘書が案内を出したようで、その秘書から何度も電話をもらっちゃったので行ってきた。

というのは表向きの理由で、実はセミナーのパネリストに興味があった。

 

セミナー会場のようす

セミナー会場のようす

コーディネーターはおなじみ宮台真司氏、パネリストは元鳥取県知事の片山善博氏、外務省のラスプーチン佐藤優氏そして菅直人氏。面白そうな面子でしょ(^^)。ちなみに司会は急遽頼まれたという大河原雅子さん。なかなか堂々としていましたよ(^^)

 

実は佐藤優氏がお目当てだった。
彼の外務省裏話をポッドキャストで何度か聞いて、とても面白かったので、実際はどういう人か見に行ったのだ。

この異色の4人による対談(というより主張大会みたいだったけど)が非常に面白く、あっという間に90分が過ぎてしまった。

この中で、もちろん宮台さんの包み込むような解説や佐藤優氏の暴露話も面白かったけど、一番気になったのが片山元知事の話。

ちょうど、麻生さんが同時刻に発表した新総合経済対策の目玉のうちの一つ、「高速道路1000円」に触れて、「これはETC利用者のみなんですね。そうなると休日に遠出する人はみんなETCを装備しろということになる。これを推進しているところはどこか。道路システムなんたらという財団法人で、ここは天下り企業なんです」と解説した。

で、ちょっと調べてみると、現時点で「ETCのみ」を記事にしているのは産経と毎日のみ。産経なんて「対象が自動料金収受システム(ETC)利用者に限られるという難点もあるが、高速道路の利用を促し、観光地を持つ地域経済への経済効果を与えそうだ」なんて書いている。

確かに多少の効果は見込めるかもしれないが、ETCのみということであれば、サンデードライバーにもETC購入を強要するような感じになる。だって、ETC利用とそうでない料金の差がありすぎる。

そして、ETC普及を推進している財団法人の正式名称は「財団法人道路システム高度化推進機構」。

「道路システム高度化推進機構 天下り」で検索すると、まあ出るわ出るわ。

単純に考えて、なんでETCのみなのか?
1000円だけ徴収すれば良いわけだから、ETC以外の利用者だって1000円だけ取れば良いはず。

見方を変えると、高速道路を無料化すると、ETC利用率が著しく減るかもしくはゼロになる。

そうなると困るのは・・・

道路システム高度化推進機構

なるほど。

財政支出の財源で「赤字国債に依存しない」というのもカラクリがあるようだし、いったい麻生さんはどっちを向いて金融対策をやろうとしているのか。定額給付金も、6000億円投じて2000億円の効果しかなかった、公明党世紀の愚作「地域振興券」の二の舞だし。

こんな内容で「3年後に消費税を上げる」と言われて、一部では「よくぞ言いにくいことを言った」などと評価する声もあるようだけど、お人好しすぎない?

あたしゃ、やだね。