号外:『地域政党』『世代政党』の必要性を強く感じる/自民党は負け方を考えた方が良い
都議選は、結局「自民VS民主」で始まり、「自民VS民主」で終わった。公明党は、恐ろしい組織力でまた全員当選だったけど、与党から脱落。これは良かった。
いくつかの選挙区で、たいして中身のない民主党候補がぶっちぎりのトップ当選だったことが、この選挙の特徴を表している。でも私の業務的には、民主党の候補者がいくら当選したところで、何も嬉しくない。都連とは何の関係もないし。
あの民主党の候補者たちを見ていて、「そんなに簡単に当選しないだろう」と思っていたけど、郵政選挙のように候補者なんてどうでも良いくらいはっきりした民意が示された。
都議選なんだから都政が争点となり、新銀行東京、築地移転、東京オリンピック、医療問題や教育問題などへの政策が各候補者から提示され、それを有権者が選んだ結果が民主党の圧勝だというのであれば、まだ納得はいく。
でも、そんな様子は全く見られなかった。今回民主党に寄せられたのは、「政権交代」に対する期待だけだ。
そう考えると、今年の頭の東京新聞に「全滅のおそれもある」と書かれ、最近の選挙予測でも「良くて2人」と書かれていた生活者ネットワークが、最終的に2人プラス1(民主との共同候補)となったのは、埋もれながらも健闘したと言えるのかもしれない。北多摩2区の山内さんなんて、140票差で自民党候補に勝った。
しかし、議席半減という現実はあるわけで、今後は生活者ネットワークの知名度向上に加えて、やはり「地域政党」という概念をもっと都民に浸透させる必要があるように感じた。おそらく次回は民主党が分裂していて、選挙でインターネットが使えるようにもなっているので、今回よりチャンスはあると思う。
個人的には、さらに「世代政党」の必要性も感じている。政党は国政だけではない。単に大学のゼミのものだけでなく、独立した定義と組織を作るべきではないかという思いも強い。
おそらく、これで麻生さんは解散しづらくなったので、まず「麻生おろし」が本格的に始まる。石原ボンは自民党都連幹事長でもあったので脱落。小池氏と桝添氏が中心になるのでしょう。総裁選をやって9月解散、10月選挙か。
麻生さんが自分で解散するとしたら、引きずり下ろされる前に逆ギレして解散するしかないでしょう。
その場合は今週くらいがヤマ。そうなると夏の選挙か・・・暑いのはいやだなあ。
しかし、政界は「一寸先は闇」とはいえ、自民党がどんなに小賢しいことをやっても、もう「政権交代」への流れは止められない。
自民党の候補者は、「負け方」を考えた方が良い。
麻生さんは「政権交代は手段だ」と言ったけど、やっぱりわかっていない。「政権交代」は「自民党型政治からの脱却」なのだ。手段イコール目的の一つでもあるわけだ。そこを有権者は望んでいる。
いよいよ政局が動き始める。
暑い夏になりそうだなあ・・・。



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