アーカイブ

‘ETC’ タグのついている投稿

3.10火 ETC車限定、土日限定、普通車限定、2年間限定という「高速道路1000円」は、いったい誰にとってメリットがあるのか

2009 年 3 月 11 日 コメント 2 件

半蔵門へ行く前に「ABC MART」にて、新しい靴を買った。

私は、踵のあたりが変形しているのか、新しい靴だと必ず靴擦れを起こす。
しかし、なぜか「ABC MART」で買った靴は靴擦れしない。
踵にクッションが入っている靴が多いからかな。あまり詳しいことは分からないけど。

・・・
実は、最近このブログのアクセス数が異様に伸びている。調べてみると、「ETC 1000円」とか「高速道路 1000円」といったキーワードで検索をかけて来る人が多いようだ。

11.14金 次は「高速道路1000円」 ETC購入費用の補助で国民の金をたらい回しにする愚
値下げの内容を知ろうと思って検索して来て、こんなエントリーを読まされちゃうんだから、お気の毒としか言えないが、愚策は愚策なので、知っておいてもらうのも良いかもしれない。

今日の記事で以下のようなものもあったけど、
 地方有料道の割引を検討 高速料金値下げで国交相(産経MSN)
多少不公平感を無くしたところで何の解決にもならない、ということを少し予想してみましょう。

 この施策が愚策だという根拠は、その「制約」にある。

ETC車限定、土日限定、普通車限定、2年間限定

といったものだ。

この制約があることによって、どんなことが起きるか箇条書きにしてみると、

  • 無理して遠出する車が増える
  • 土曜日の午前中は下り車線が渋滞する
  • 日曜日の夕方以降に上り車線が渋滞する
  • これが毎週行われる
  • 上記時間帯、トラックなどは一般道を通るようになるため、一般道の危険度が増す。
  • 平日に高速道路を使って観光に行く車が減る
  • 土日の電車や飛行機の利用客が減る

そして、しばらくすると

  • 土日の高速道路は混み、電車や飛行機は割高感があるので、土日に高速道路を使わなくなる。
  • 2年後に、駆け込み需要による渋滞が起きる
  • 2年経過し、元に戻すことになると、急に高くなる気がして、高速道路利用者が激減する。

ただでさえ日曜日の上り車線は混雑するので、最初のうちはGW、年末年始、夏休み並に混むところも出て来そうだ。

結局、何が良いのか?

無理して遠出するので、土曜日の宿泊施設は景気が良くなるかもしれない。しかし、もともと土曜日の宿泊者数は平日よりも多いわけで、多くの宿泊施設は平日の宿泊客を増やしたい。ところが、上記の予想で行くと、平日はバカバカしくて車で遠出する人が減るので、若干減るおそれもある。

あー眠い。
また眠さに負けるので(^^;、追加変更があるかもしれません。
では、皆様お休みなさい。

 

ということで、おはようございます(^^;
昨夜の続き。

結局、4つの制約は実施側(国)の都合による制約であり、受益者(国民)の側に立ったものではないために、「高速道路1000円」という言葉から想像できる利益を国民は受け取ることができず、効果もさほど期待できない。

というもの。
さて、どうなるか。

10.30木 高速道路1000円は、天下り企業「道路システム高度化推進機構」のための政策だ

2008 年 10 月 31 日 Comments off

午後はゼミ。

いつもの時事解説のなかで、政府の経済政策に触れ、 「高速道路1000円は、休日の地方限定とはいえ多少効果あるかもね」と生徒に説明したが、後でとんだからくりが判明。来週訂正しなくちゃ(-_-;。

夕方から菅直人さん主催のセミナーを見に行く。
これは、菅さんが今度出版する本の記念パーティーのイベントで、政治資金パーティーなので本来私は参加しないのだけれど、私のことを知らない秘書が案内を出したようで、その秘書から何度も電話をもらっちゃったので行ってきた。

というのは表向きの理由で、実はセミナーのパネリストに興味があった。

 

セミナー会場のようす

セミナー会場のようす

コーディネーターはおなじみ宮台真司氏、パネリストは元鳥取県知事の片山善博氏、外務省のラスプーチン佐藤優氏そして菅直人氏。面白そうな面子でしょ(^^)。ちなみに司会は急遽頼まれたという大河原雅子さん。なかなか堂々としていましたよ(^^)

 

実は佐藤優氏がお目当てだった。
彼の外務省裏話をポッドキャストで何度か聞いて、とても面白かったので、実際はどういう人か見に行ったのだ。

この異色の4人による対談(というより主張大会みたいだったけど)が非常に面白く、あっという間に90分が過ぎてしまった。

この中で、もちろん宮台さんの包み込むような解説や佐藤優氏の暴露話も面白かったけど、一番気になったのが片山元知事の話。

ちょうど、麻生さんが同時刻に発表した新総合経済対策の目玉のうちの一つ、「高速道路1000円」に触れて、「これはETC利用者のみなんですね。そうなると休日に遠出する人はみんなETCを装備しろということになる。これを推進しているところはどこか。道路システムなんたらという財団法人で、ここは天下り企業なんです」と解説した。

で、ちょっと調べてみると、現時点で「ETCのみ」を記事にしているのは産経と毎日のみ。産経なんて「対象が自動料金収受システム(ETC)利用者に限られるという難点もあるが、高速道路の利用を促し、観光地を持つ地域経済への経済効果を与えそうだ」なんて書いている。

確かに多少の効果は見込めるかもしれないが、ETCのみということであれば、サンデードライバーにもETC購入を強要するような感じになる。だって、ETC利用とそうでない料金の差がありすぎる。

そして、ETC普及を推進している財団法人の正式名称は「財団法人道路システム高度化推進機構」。

「道路システム高度化推進機構 天下り」で検索すると、まあ出るわ出るわ。

単純に考えて、なんでETCのみなのか?
1000円だけ徴収すれば良いわけだから、ETC以外の利用者だって1000円だけ取れば良いはず。

見方を変えると、高速道路を無料化すると、ETC利用率が著しく減るかもしくはゼロになる。

そうなると困るのは・・・

道路システム高度化推進機構

なるほど。

財政支出の財源で「赤字国債に依存しない」というのもカラクリがあるようだし、いったい麻生さんはどっちを向いて金融対策をやろうとしているのか。定額給付金も、6000億円投じて2000億円の効果しかなかった、公明党世紀の愚作「地域振興券」の二の舞だし。

こんな内容で「3年後に消費税を上げる」と言われて、一部では「よくぞ言いにくいことを言った」などと評価する声もあるようだけど、お人好しすぎない?

あたしゃ、やだね。